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絵でひも解く脳と神経 ケアがわかる病態⽣理のエッセンス

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【はじめに(序文)】
これからはスペシャリストの時代になると助言を受けて,脳神経外科の専門病院へ就職を決めたのがもう20年以上も前の話です.脳神経外科の集中治療室や脳卒中ケアユニット,回復期リハビリテーション病棟などで勤務する中でいろんな患者さんやスタッフと出会い多くの経験をしてきました.その中で培った知識や技術を伝えるために,依頼を受けては全国を飛び回り,脳神経外科病棟で勤務する最前線の看護師や時にはセラピストとも対面でお話をしてきました.そこで出会う多くの人のニーズは,自分達が行っていることは本当に正しいことなのか? 実際の臨床ではどんなことをしているか? そんな臨床の疑問を知ることと教科書には書かれていない知識と経験を聞くことでした.

教科書では基本的なことしか書かれていません.しかし,臨床の看護師は基本よりもう少し踏み込んだ知識を知りたいのです.たとえば共同偏視(p.51参照).言葉も,どんな所見かも,被殻出血では病巣をにらむ共同偏視が見られるという知識も持っています.ただ,前頭葉の出血や脳梗塞でも病巣をにらむような共同偏視が起きることもあります.そこに疑問の種があります.なぜか? 教科書にはあたかもすべての被殻出血で病巣をにらむような共同偏視が起きるというニュアンスで書かれてしまっています.ですが,それは違います.そうなる人もいれば,ならない人もいます.そこを理解するためには何が必要か? それは脳を知ること,その機序を知ることです.

数学の方程式や公式もなかなか覚えられないくらいの私ですから,教科書や参考書を読んだだけではすぐに理解することはできません.だからこそ,もっとわかりやすく,もっとかみ砕いて,皆がイメージしやすいように脳神経を伝えてきました.本書『絵でひも解く脳と神経』では主に2人の登場人物が出てきます.この登場人物の会話は実際に私が臨床で経験したことです.通常の教科書で書かれていて,学べることはそちらにお任せします.本書では,教科書に書かれていない,皆が知りたいもう少し先の知識を,少しだけかみ砕いて説明するようにしました.登場人物の一人になりきり,先輩看護師から教えてもらうような気持ちで読んでくれたらうれしいです.そして,本書を参考にもっともっと自分らしく,「自分ならこう伝えるな」「こんな例えのほうがわかりやすいかも!」なんて考えて,臨床の現場で学習会を開催してくれたら,執筆した者としては最高の気分です.

2024年5月
久松正樹



第1章 脳・神経の第一歩は意識のみかた
JCS・GCSを使いこなすために言葉を正確にとらえよう
JCSとGCS,どちらを使うとよいの?
感覚の入力-刺激が覚醒にとって大事なワケ

第2章 手の動きがわるい? 運動機能と麻痺のみかた
麻痺の正確なみかたを知っておく
他にもある麻痺をみる方法
なぜいろいろな麻痺があるか-運動を伝える専用道路「錐体路」とは何か?
一次運動野から放線冠までの道のり
放線冠から先はどうなっているか
弛緩性麻痺と痙性麻痺,なぜ起きる?

第3章 突然痙攣を起こした
痙攣時の眼の動きをしっかり観察しよう!
痙攣は神経の異常な興奮によって起こる
眼の偏位も神経の異常な興奮によって起こる
「てんかん」と,<...

  1. 1.[書籍]

むずかしくて目に見えない脳と神経のメカニズムと病態をわかりやすい絵と画像で丁寧に解説.脳・神経にかかわる症例について,多くのセミナー講師経験で培った著者のわかりやすい語り口(語呂合わせ等)そのままに,新人ナースと先輩ナースの会話形式で楽しく読み解きながら,現場で役立つアセスメントやケアを紹介する.セミナーでよく寄せられる質問に基づき内容を構成.みんなが知りたい,脳・神経のギモンに答える1冊.


よくある臨床の疑問
Q1 JCS「覚醒」とは何か? 「簡単な指示」とは具体的に何か?
Q2 意識レベルを評価するときに眼を開けないで話をする人がいる.どのように考えたらよいか?
Q3 なぜ除脳硬直が重症になるのか?
Q4 JCSやGCSは回復期病棟などでも活用できるツールか?
Q5 麻痺の場合では悪化がないかを確認するが,GCSの運動機能でも悪化について確認するか?
Q6 上肢のバレーサインの正しいみかたはどのような方法か?
Q7 下肢のバレーサインは,どのように観察するか?
Q8 錐体路はわかるが,錐体外路はどこにあるか?
Q9 脳内の「放線冠」は何をするところか?
~~~~~~
Q16 被殻出血では病巣に眼が向くと書かれているが,右の脳に異常(病巣)があるのに病巣と反対側に眼が向くのはなぜか?
Q17 抗痙攣剤の種類がたくさんあってわかりづらい.
Q18 皮質核路など,「核」という言葉をよく聞くが何か?
Q19 被殻出血なのに,なぜ共同偏視にならない人がいるのか?
Q20 被殻出血は病巣への共同偏視で小脳出血は病巣と反対側の共同偏視となっている.その機序はどうなっている?
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Q25 前庭神経内側核はどこにある?
Q26 髄液の細胞数の「細胞」とは何か?
Q27 アストロサイトやグリア細胞とは何か?
Q28 麻痺がある場合,血圧の測定はどちらで行うべきか?
Q29 水頭症なのに圧が正常なのはなぜか?
Q30 水頭症にはさまざまな種類があるが,何が違うか
Q31 神経因性膀胱とは?
Q32 過活動性膀胱と神経因性膀胱の違いは?
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Q35 アテローム内の脂肪も塞栓物となるか?
Q36 ワルファリンとそのほかの凝固薬の違いは何か?
Q37 脳梗塞の病態から血圧が高くても問題ないとして,いつまで高い状態を許容できるか?
Q38 ドーパミンとは何か?
Q39 脳室前角部はどこにあるか?
Q40 ゼロ点はなぜ外耳孔の場所なのか?
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Q43 脳出血とくも膜下出血.同じ出血でも何が違うか?
Q44 脳槽とは何か?
Q45 実際に医師たちは脳画像の何を見ているか?

作品の情報

メイン
著者: 久松正樹

フォーマット 書籍
発売日 2024年06月21日
国内/輸入 国内
出版社南江堂
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784524229673
ページ数 216
判型 B5

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