<Domino>の人気12タイトルが国内流通仕様盤で一挙再発が決定!!
テン年代に生まれたエレクトロニック・アルバムの最高傑作が10周年を迎え豪華盤として再発!全曲リマスター音源&9曲のボーナストラック追加収録
ダンスミュージックからインディーロックまで、幅広い音楽ファンを魅了し、8月にはロンドンのロイヤル・アルバート・ホールにて、BBCプロムスへの出演も控えるジョン・ホプキンスが、2013年に発表した代表作『Immunity』の10周年を記念し、全曲リマスター音源&9曲のボーナストラック追加収録の10周年記念盤をリリース!
数多くの音楽メディアの年間ベストチャートで上位を獲得した大傑作アルバム『Immunity』。それまでの彼のキャリアの総括であると同時に、2021年の『Music For Psychedelic Therapy』など、その後の進化にもつながるターニング・ポイントと言っても過言ではない。
卓越したプロデューサー、アイヴァー・ノヴェロ賞にノミネートされた映画音楽作家、またブライアン・イーノやコールドプレイのコラボレーターとして知られていた彼が、当時までのキャリアで最もアグレッシヴにダンスフロアにフォーカスした『Immunity』を発表し、ソロ・アーティストとしてのイメージと評価を決定づけた。本作は決してテクノ・ファンに向けただけのものではなく、ホプキンスは、このアルバムを聴いて、リスナーが様々な心の状態に達することを意識したという。優美で哀愁のあるピアノの音から、心を揺さぶるドローンのハーモニーまで、常に新しいメロディーに対するアプローチを模索し、至高のエレクトロニカ・サウンドを完成させると同時に、グリッチ・ノイズも取り入れた独特なベース・サウンドとビートによって、テン年代に生まれたエレクトロニック・アルバムの最高傑作の一つという評価を獲得した。
発売・販売元 提供資料(2024/04/01)
裏方として控えめに活動してきた男であるが、今回の新作で見せる荒々しさはどうだ。野蛮なグリッチ・ノイズとサージョンばりのビートが執拗に鳴り響き、フロアに歓喜をもたらす。ドープで終末的な音のなかに秘められたこの快楽を、私たちはどう受け止めればいいのか。と思った矢先、打って変わって終盤のチルアウト的な繊細さに安堵させられ……。飴と鞭? 〈TAICOCLUB〉の出演も決まり、大きな話題を呼びそうな一枚。
bounce (C)水上渉
タワーレコード(vol.365(2014年3月25日発行号)掲載)