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もしもミツバチが世界から消えてしまったら

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フォーマット 書籍
発売日 2024年05月28日
国内/輸入 国内
出版社旬報社
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784845119110
ページ数 188
判型 46

構成数 : 1枚

はじめに

1 ミツバチと人間の出会い
ハチの起源
ミツバチ属のハチ
命がけのハチミツ採集
ミツオシエという鳥
ミツバチを手元に置く
古代エジプトの養蜂
養蜂技術の革命
日本における養蜂の始まり
日本での現在の養蜂

2 ミツバチという生き物
コロニーのメンバー
〈女王バチ〉
〈オスバチ〉
〈はたらきバチ〉
セイヨウミツバチの繁殖
〈新女王が生まれる〉
〈オスバチが生まれる〉
〈結婚飛行〉
〈分蜂〉

3 ミツバチの生産物
ハチミツ
〈単花蜜と百花蜜〉
〈甘味・万能薬として利用〉
花粉だんご・ハチパン
ローヤルゼリー
蜜ろう
プロポリス

4 もうひとつのミツバチの恵み
知らないうちに受粉
植物は受粉することで繁栄
求められる受粉能力
ポリネーターとしてすぐれたミツバチ
ミツバチのイチゴの受粉
送粉サービスとハチミツの価格
ミツバチなどのポリネーターがもたらす経済的価値

5 ミツバチを取り巻く危機
CCDという現象
ミツバチを直接おびやかす寄生虫や病気など
〈アカリンダニ〉
〈腐蛆病〉
〈ノゼマ病〉
〈チョーク病〉
〈農薬・殺虫剤〉
ミツバチを間接的におびやかす危機
〈自然環境の悪化〉
〈ストレス〉

6 ミツバチはへっているのか
ミツバチがいなくなることってあるの?
ミツバチは増えている!
ミツバチを助けよう
〈適正な飼養管理で寄生虫・病気を防ぐ〉
〈農薬の被害をさける〉
〈蜜源をもっと豊かに〉
ますます注目されるミツバチ
ミツバチの環境適応力
変わらずにある危機

  1. 1.[書籍]

こんなにも身近で、こんなにも知らない
ミツバチにいま何が起こっているのか 驚きの生態と忍び寄る危機!

2006年秋、アメリカで、一夜にして巣からはたらきバチが消える不思議な現象が発生した。これは蜂群崩壊症候群(CCD)と呼ばれ、ヨーロッパ各地や南アメリカでも発生し、2007年春までに世界でミツバチのコロニーの4分の1が消失したとされる。いったいなぜこうした現象が起きたのか。

人間は古代より、ハチミツ、ローヤルゼリー、蜜ろうなど、ミツバチからさまざまな恩恵を受けてきた。さらに近年はミツバチ類を含む昆虫による受粉が世界で推定20兆円もの経済的価値を生み出していることもわかってきた。

ミツバチとはどんな生き物なのか、人間の生活とどう関わっているのか、そして現在ミツバチにどんな危機が忍び寄っているのか。
もしもミツバチが世界から消えてしまったら、私たち暮らしはどうなるのか。ミツバチの今と私たちのこれからを考える。

作品の情報

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著者: 有沢重雄
監修: 中村純

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