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実践につながる道徳教育論

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フォーマット 書籍
発売日 2024年05月20日
国内/輸入 国内
出版社北樹出版
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784779307522
ページ数 227
判型 A5

構成数 : 1枚

第1部 道徳の理論
序 章 道徳教育について学ぶとはどういうことか?
――「道徳の理論および指導法について」
第1節 道徳の理論および指導法とは
第2節 道徳教育について学ぶ全15章
1.道徳の理論 2.道徳の指導法
第3節 実践に向けて――本書の読み方/使い方
1.問いを中心としたキーワードごとの思考 2.ワークショップによる視 点ごとのふり返り

第1章 なぜ道徳について「考え、議論する」のか?――「道徳」について
第1節 人類の文化としての道徳
1.道徳について「考え、議論する」ための根拠を探る 2.規則や規範としての道徳はどのような根拠に支えられているのか
第2節 道徳が要請する省察や批判
1.直観から省察・批判へ 2.道徳の本性がもたらす葛藤や対立 3.変化する社会や時代のなかで揺れ動く道徳
第3節 公教育でなぜ道徳教育を行うのか
1.2つの異質な道徳 2.2つの道徳の葛藤・対立
第4節 実践に向けて――「考え、議論する」教師へ

第2章 道徳的であるとはどういうことか?――「道徳の原理」について
第1節 道徳の原理を求めて
第2節 近代の道徳理論
第3節 道徳の起源
第4節 「ケアの倫理」へ
第5節 実践に向けて――幾つかの示唆

第3章 技術がもつ道徳性とは?――「情報倫理・技術倫理」について
第1節 技術とともにある私たち
1.これまでの教育における技術観 2.道具以上の働きをする技術
第2節 アクターとしての技術――媒介説とは何か
第3節 道徳性を帯びる技術
1.人間の意図として埋め込まれた道徳性 2.人間の意図には還元されない道徳性
第4節 技術と自由
1.私たちに自由はあるのか 2.自由をいかに実践するのか
第5節 実践に向けて――情報技術をいかに使っていくか
1.情報技術と媒介説 2.情報倫理教育における媒介説の意義

第4章 道徳はどのように教えられてきたか?――「道徳教育の歴史(戦前・戦中)」
第1節 明治前期の道徳教育
1.修身科の始まり 2.修身の筆頭教科化 3.道徳の路線対立 4.教授法の変化
第2節 明治後期の道徳教育
1.諸学校令下の修身科 2.「教育勅語」の発布 3.修身科の教科書 4.『銀の匙』での回想
第3節 大正期における改革
1.新教育運動の展開 2.及川平治の改革案 3.野村芳兵衛の改革案
第4節 昭和前期の道徳教育
第5節 実践に向けて――歴史的教養を磨く

第5章 教科として道徳の授業をするとはどういうこと?――「道徳教育の歴史(戦後)」について
第1節 「道徳」の教科化と「公共」の必修化が意味するものとは?
第2節 系統主義から経験主義へ
第3節 「道徳の時間」の成立
第4節 戦後教育に生じた歪み
第5節 実践に向けて――「考え、議論する道徳」のゆくえ

第6章 教師は「家族愛」を教えることができるか?――「家族による子育てと学校教育との関係」について
第1節 学校教育と家庭教育
1.学習指導要領における「家族愛、家庭生活」の充実 2.教育基本法における「家庭教育」
第2節 道徳科で装丁される家族・家庭とは何か
1.脱・近代家族としての現代家族 2.多様な家族・家庭の姿
第3節 実践に向けて――家族・家庭経験の相対化

第7章 学習塾の受験勉強は道徳?<...

  1. 1.[書籍]

道徳教育において教員ができることを考える。そもそも道徳を「教える」ことはできるのか。あるいは、道徳を「教えるふり」をやめて、ともに「考え・議論する」ことをしてみては? 時代の大きな変わり目において、ものごとを抜本的にとらえ直し子どもと向き合うための教職テキスト。

作品の情報

メイン
監修: 藤川信夫
著者: 國崎大恩Kim Mawer

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