Rock/Pop
LPレコード

POPtical Illusion<数量限定盤/Transparent Neon Orange Vinyl>

0.0

販売価格

¥
6,590
税込
還元ポイント

販売中

在庫あり
発送目安
当日~翌日

在庫状況 について

・各種前払い決済は、お支払い確認後の発送となります(Q&A)

フォーマット LPレコード
発売日 2024年06月14日
国内/輸入 輸入
レーベルDomino
構成数 2
パッケージ仕様 -
規格品番 DS178LPX
SKU 887832017839

構成数 : 2枚

01. God Made Me Do It (don't ask me again)
02. Davies and Wales
03. Calling You Out
04. Edge of Reason
05. I'm Angry
06. How We See The Light
07. Company Commander
08. Setting Fires
09. Shark-Shark (Vinyl Mix)
10. Funkball the Brewster
11. Laughing In My Sleep
12. There Will Be No River

  1. 1.[LPレコード]
  2. 2.[LPレコード]

作品の情報

メイン
アーティスト: John Cale

商品の紹介

ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのオリジナル・メンバーであり、音楽史において、サウンドとカルチャーの両面で巨大な変革をもたらし、今もなお時代の先端を行くジョン・ケイルが最新アルバムをリリース!!

ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのオリジナル・メンバーで、音楽史において、サウンドとカルチャーの両面で巨大な変革をもたらし、今もなお時代の先端を行くジョン・ケイルが、最新アルバム『POPtical Illusion』を〈Domino〉からリリース。
その遊び心あふれるタイトルに騙されることなかれ。彼は自分勝手な資本主義者と悔悟の念のない詐欺師たちがこの世界の驚異と人々の善性を意図的に破壊してきたことに対して、激しく怒り続けている。『POPtical Illusion』は、アニマル・コレクティヴ、シルヴァン・エッソ、ローレル・ヘイロー、テイ・シ、アクトレスら豪華ゲストが参加し、探究心と猛烈さを併せ持って絶賛された2023年の前作『Mercy』からわずか一年と少しで完成した。しかし本作は『Mercy II』でも、没曲を集めたものでもない。事実、60年以上に及ぶキャリアを通じて、ケイルが同じことを繰り返した例はない。彼の時代を切り拓く熱意は、恍惚的古典主義と自由なロック、伝統的な作曲法と堂々たる不穏さを備えた電子音楽の再構築のあいだを移り変わってきた。そして『Poptical Illusion』では、シンセサイザーやサンプリング、オルガンやピアノの迷路にほぼひとりで潜り込み、渦巻く希望のような、それでもまだ変化は可能だという賢明な主張のような言葉を伝えている。ケイルにとって長年の創作上のパートナーであるニタ・スコットがロサンゼルスのスタジオでプロデュースした『Poptical Illusion』は、怒りとその理由を決して無視することなく、しかし未来に向かおうとしている人物の作品だ。 (1/2)
発売・販売元 提供資料(2024/03/27)

ケイルは、パンデミックのあいだに心の中で何かが変わったとたびたび発言している。80歳を目前にして、自分はかつて同じ時代を生きていた人々の多くが経験しなかった時代を生き、そこで創作していることに気づいたのだ。彼はそれを記録したかった。わずか1年ほどのあいだに80曲以上を書き、この時期における人間のさまざまな経験を集合的に見渡そうとした。ユーモアが落胆に流れ込み、後悔は寛容に道を譲り、悲しみはシュルレアリスムと絡み合った。さらに、ケイルは自分を古老の立場に追いやったり、傍観者として現代に不平を言ったり、かつてのやりかたを懐かしんだりは決してしなかった。ジョン・ケージとアーロン・コープランドの両方に師事し、クラシックの訓練を受けたヴィオラ奏者である彼は、昔からヒップホップの熱心なファンでもある。とりわけそのテクノロジーを駆使して多次元的なテクスチャーを創り出したり、驚くべきメロディーを構築したりする創造性に傾倒してきた。『Poptical Illusion』は、そうした感情や熱狂を1ダースのエレクトロニックな遊び場に統合し、ケイルの威厳ある歌声が駄洒落や洞察、苦情や警句、人生やある種の真実を織り交ぜながら、そのすべてを横切っていく。
ジョン・ケイルはその輝かしいキャリアを通して時代の先端を切り拓き続けている。彼が『Sun Blindness Music』で取り入れた当時最先端のドローンは、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドへの道を拓いた。パティ・スミスやストゥージズのプロデュースは言うまでもなく、『Fear』や『Slow Dazzle』の熱狂的なロックは、その後に続くパンク、ポストパンク、アートロックの半世紀の枠組みを作った。そして、ロックにおいて電子音響がギミック以上のものになり得ることを示す彼の好奇心は、無数の重要なシーンにインスピレーションを与えた。ケイルは『Poptical Illusion』で、ふたたびこの時代のミュージシャンとして立ちあがる。彼は昨今の歴史の組織化された大混乱を見て、うんざりして眉をひそめ、それから未来に向かって踵を返す。たとえ彼が、我々と同様、そこで何を見つけるのか、または自分が何者になるのかわかっていなくても。彼はただ喜んで前に進んでいるのだ。
LPは通常盤に加え限定盤(ネオン・オレンジ・ヴァイナル)の2形態で発売される。 (2/2)
発売・販売元 提供資料(2024/03/27)

後進とのコラボも絶賛された傑作『Mercy』(2023年)から1年で早くも届いたニュー・アルバム。気安いタイトルやジャケの印象が示唆するように、創作と探究の原動力となったのは昨今の世界情勢や社会問題への怒りだ。今回は基本的に独力でのパフォーマンスが多くを占める内容で、ヴェルヴェッツやルー・リードの影が見え隠れするのも気負いのない境地を窺わせる。
bounce (C)香椎恵
タワーレコード(vol.487(2024年6月25日発行号)掲載)

メンバーズレビュー

レビューを書いてみませんか?

読み込み中にエラーが発生しました。

画面をリロードして、再読み込みしてください。