スウェーデンが生んだブルー・アイド・ロックンロール・バンド、その名もBlue Swede。
彼らの名前に馴染みがなくとも"ウガ・チャカ"な「Hooked On A Feeling」なら耳にしたことがある人は多いはず。
全グッド・ミュージック・ラヴァ―に聴いてほしい、1970年代、ロックやポップに独自のスウェーデン・スタイルを織り交ぜたサウンドで人気を集めた彼らの代表作『HOOKED ON A FEELING』がアナログで復刻!
スウェーデンが生んだブルー・アイド・ロックンロール・バンド、その名もBlue Swede。1970年代、ロックやポップに独自のスウェーデン・スタイルを織り交ぜたサウンドで人気を集めた彼らの代表作『HOOKED ON A FEELING』がCDとアナログで復刻となる。
元々は1974年に発表された本作『HOOKED ON A FEELING』。Blue Swedeにとってインターナショナルな成功をもたらしたこのアルバム。1968年にマーク・ジェームスが作り、B.J.トーマスによって全米5位のヒットとなった「Hooked On A Feeling」をカヴァーしたシングルがタイトル・トラックとして収録されているが、これこそが彼らにとって最大のヒット曲となる。1971年のジョナサン・キングによるカヴァー・ヴァージョンで使用されていた"ウガ・チャカ"イントロを使用した1973年発表のシングルは、米ビルボードHOT100シングル・チャートとキャッシュ・ボックスTOP100の両チャートで1位を獲得。さらにビルボード誌1974年の年間チャートでも20位に輝いている。さらにこの「Hooked On A Feeling」は、1992年にクエンティン・タランティーノ監督の『レザボア・ドッグス』、米ドラマ『アリーMy Love』の1エビソード、さらに2014年の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』などの映画でもフィーチャーされ、リヴァイバル・ヒットに!その後も『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.2』のトレイラーに使用されるなど、度々取り上げられては、話題となっている。
しかしアルバムの魅力はタイトル・トラックだけにあるわけではない。アルバムに収録されている曲はいずれもBlue Swedeらしい、思わず口ずさみたくなるようなキャッチ―なメロディーとアップビートなリズムを全面に押し出しながら、それぞれが異なる音楽的冒険を聴くものに提供している。例えばノスタルジックなフィーリングが胸を打つ「Never My Love」から、グッド・フィーリングなエネルギーを漲らせた「Pinewood Rally」、そしてアラン・トゥーサンのソウルフルなヒット・ナンバーを彼らなりにアレンジした「Working In The Coal Mine」に、バート・バカラックとハル・デイヴィッドが作詞作曲を手掛け、ネイキッド・アイズやデュオンヌ・ワーウィックなど数多くのアーティストによってカヴァーされたエヴァーグリーンなラヴ・ソング「Always Something There to Remind Me」まで、Blue Swedeの多様な音楽スタイルとセンスがきらりと光る作品となっている。
Blue Swedeの長年のファンはもちろん、「Hooked On A Feeling」などの楽曲から彼らを知った新たなファン、また通りすがりのグッド・ミュージック・ラヴァーにとっても、『HOOKED ON A FEELING』は、時代を超えたタイムレスなアルバムとして響いてくるだろう。忘れがたいポップなロックンロールの音楽体験を探しているあらゆる音楽リスナーに進めたいアルバムの復刻だ。
発売・販売元 提供資料(2024/03/22)