Model＜Clear Vinyl＞

もてあましそうになるほどの溢れ出るエモーションをキャッチーなメロディーとギターに閉じ込めた"青臭い"ロック・サウンドで世界中で同年代のリスナーを中心に共感を集めている、ロサンゼルスを拠点に活躍するインディー・ロック・バンド、WALLOWS(ワロウズ)。
探求心溢れる熱狂的な音楽マニアという絆で結ばれた幼馴染3人組が更なる音楽的な高みを目指して放つ待望の3rdアルバム『MODEL』完成!
クリア・ヴァイナルのアナログLP も同時発売!!

探求心溢れる熱狂的な音楽マニアという絆で結ばれた幼馴染3人組からなる、ロサンゼルスを拠点に活躍するインディー・ロック・バンド、WALLOWS(ワロウズ)。もてあましそうになるほどの溢れ出るエモーションをキャッチーなメロディーとギターに閉じ込めた"青臭い"ロック・サウンドで世界中で同年代のリスナーを中心に共感を集めている彼らが、約3年振りとなるニュー・アルバムを完成させた。

ファースト・アルバム『NOTHING HAPPENS』も手掛けた、ワロウズにとって長年のコラボレーターでもあるジョン・コングルトン(St.ヴィンセント、シャロン・ヴァン・エッテン)をプロデューサーに迎えて制作された最新作『MODEL』。米ローリング・ストーン誌にバンドが語ったところによるとこのニュー・アルバムは「とても率直で、オーセンティック」であり、また「不完全な完全さ」があるという。彼らが言わんとしていることは、先行シングルとであり、彼らがアンドレ3000やショーン・メンデスとの仕事で知られるネイト・マーセローと共作した「Your Apartment」を聴けば分かるだろう。熱狂的なサウンドと内省的な歌詞で構成されたこのシングルのリリースについてワロウズの面々は次のようにコメントしている。
「約2年振りとなる新曲をリリースできることにとても興奮しているし、すごくワクワクしている。ここまで静かにしていた時期が長かったことがなかったから、やっと戻れてこれたって気分だ。この曲はニュー・アルバムに収録されている中で、かなり前に歌詞がまとまった最初の曲だから、みんなに最初に聴いてもらうのが正しいと思ったんだ」
アルバムにはこの「Your Apartment」の他、セカンド・シングルとなる「Calling After Me」他収録。(1/2)

2019年にリリースしたデビュー・アルバム『NOTHING HAPPENS』が米Billboardのアナログ・アルバム・チャートで15位を獲得。TIMEやStereogumといった米メディアから高い評価を受けたアルバムからはシングル「Picture of Girls」がアメリカのオルタナティヴ・スペシャリティ・チャートでも好調な動きを見せ、2018年の年間チャートの4位を獲得、順調なスタートを見せたワロウズは2022年3月、ヴァンパイア・ウィークエンドやHAIMなどを手掛けたアリエル・レヒトシェイドをプロデューサーに迎えセカンド・アルバム『TELL ME THAT IT'S OVER』をリリース。そこで彼らはローファイ・ポストパンクやインディー・フォークから90年代初期のダンスポップ・サイケデリアまで、膨大な音楽的アイデアを独自の創造的ビジョンに融合させ、大きな成長を遂げたのだった。またヴォーカル/ギターのDylanが音楽活動と並行する形で俳優業も行っており、Netflixの人気シリーズ「13 Reason's Why(邦題:13の理由)」に出演し、新たなファンも獲得している。

ニュー・アルバムのリリースに合わせ、バンド史上最大の規模となるグローバル・ツアーを発表したワロウズ。北米、ヨーロッパ、UKの全38都市を回るこのツアーには、マディソン・スクエア・ガーデンやレッド・ロックす・アンフィシアターなど数々のレジェンド級会場も含まれている。約12分にも及ぶ短編映画のようなツアー告知映像も話題を呼んでいる彼ら、最新作とともに大きく成長した姿を見せてくれるに違いない。(2/2)

ヴァンパイア・ウィークエンドの前座を務めた経験も持つLA拠点のロック・バンドによる3作目。バンド自身が〈不完全な完全さ〉があると語るように、メロディーやヴォーカル、演奏にどことなく愚直さを感じさせるところが良い。デビュー作以来のプロデュースを担当したジョン・コングルトン(セイント・ヴィンセントなど)がバンドの魅力を最大限に引き出した作品だ。
bounce (C)赤瀧洋二