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支える側・支えられる側の社会学 難病患者,精神障害者,犯罪・非行経験者,小児科医,介助者の語りから

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フォーマット 書籍
発売日 2024年04月11日
国内/輸入 国内
出版社晃洋書房
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784771038196
ページ数 144
判型 A5

構成数 : 1枚

はしがき

1 「物語」を携えたピア・サポートの実践
――全身性強皮症患者による「明日の会」に学ぶセルフヘルプ・グループの特質――
伊藤智樹
1 全身性強皮症とは
2 この章のキーワード(概念)
3 桃井里美さんの物語
4 鮮やかな変化と、その陰で
5 2019年9月20日に語られたMさんの物語
6 「6割」の物語
7 ローカルに構成される「共同体の物語」
――「6割」がもつ意味――
8 物語の混沌を聞くこと、共同体の物語を構成すること
――セルフヘルプ・グループにおけるピア・サポートの特質――

2 ピア・スタッフは自分をどのように見せるのか
――精神障害のピア・サポートの現場から――
櫛原克哉・添田雅宏
1 精神障害のピア・サポートとは
2 ピア(利用者)とスタッフ(支援者)のはざま
3 本章のキーワード
――自己と自己呈示――
4 ピア・スタッフは自分をどのように見せるのか
5 考察
おわりに

3 ある更生保護施設職員によるピア・サポートのリアリティ
――同じだけど違う、違うけど同じ――
相良 翔
はじめに
――非行からの離脱(desistance)とピア・サポート――
1 更生保護施設とは
2 調査概要
――Aさんについて――
3 Aさんの自己物語
4 在所少年との間に感じているギャップ
5 ギャップへの対応
6 考察
――同じだけど違う、違うけど同じ――

4 「英雄的ではない行為をする医師」というキャラクターの可能性
――小児科医の事例を導きにして――
鷹田佳典
1 問題の所在
2 C医師のインタヴューから
3 考察
おわりに

5 素質に気づく、素質を教える
――よりよい介助者を増やせる社会に向けて――
石島健太郎
はじめに
1 これまでの議論と本研究の立場
2 調査の結果
3 結論と考察

あとがき

  1. 1.[書籍]

病や障害の支援を物語(語り)の観点から考え,インタヴュー・フィールドワークにもとづく5人の社会学者からの考察をここに展開する

この本は全体として,支援の営みがより望ましい形で持続するためには,どのようなあり方や考え方がよいのか,あるいは,どのような考え方に与する必要がないのかを照らし出し,そのことをもって支援の営みそれ自体に貢献したいと願う社会学の試みといえるでしょう.

(あとがき より)

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