アイルランド出身のラップ・トリオ、ニーキャプ。トドラ・Tのプロデュースによるデビュー・アルバム『ファイン・アート』をヘヴンリー・レコーディングスよりリリース。 (C)RS
JMD(2024/03/19)
アイルランド出身のラップ・トリオ、ニーキャプ。トドラ・Tのプロデュースによるデビュー・アルバム『ファイン・アート』をヘヴンリー・レコーディングスよりリリース。
今最もエキサイティングで重要なアーティストの一人、アイルランド出身のラップ・トリオ、KNEECAPはデビュー・アルバム『Fine Art』をリリースする。2Heavenly Recordingsからリリースされ、Toddla Tがプロデュースした12曲入りのこのアルバムは、アイルランド語と英語、風刺と社会意識の高い歌詞がシームレスに融合しており、激しく知的で、一貫して浮かれて騒がしく、真に示唆に富んでいる。そこには、アイルランド北部のあまりにも恵まれない地域からの叫びがあり、あまりにも無視されがちな言葉で彼らは語りかけてくる。2023年の夏、KNEECAPがToddla Tとスタジオに入ったとき、彼らは直ちに、これからレコーディングするアルバムのためにすでに準備していたものをすべて破棄。その代わりに、一緒にパブを建てることにした。「スタジオに入ったとき、僕らは持っていた曲を全部破棄して、完全にゼロから始めた。Tのアイデアは、KNEECAPのストーリーを語ることだった。だからこのレコードは、リスナーがKNEECAPの世界に足を踏み入れるというコンセプトで作られた。そこで思いついたのが、全体をパブに設定することだった。冒頭でパブに入って、誰かが飲み物を勧めてくれて、歌声があって・・・。本当に、僕らがあなたの手を引いて、僕らの世界へと導いていくような感じなんだ」とMo Charaは語る。KNEECAPはMo Chara、Moglai Bap、DJ Provaiのトリオで、先頃、Michael Fassbender主演のRich Peppiatt監督によるセルフタイトルの半伝記映画で、今年のサンダンス映画祭を席巻した。
発売・販売元 提供資料(2024/03/11)
アイルランドのラップ・トリオがトドラTの制作でファースト・アルバムをリリース。808ステイト"Cubik"を引用した"I bhFiacha Linne"、もろにドラムンベースの"I'm Flush"など、随所でレイヴ・カルチャーからの影響を滲ませているのが印象的。ポリティカルな視点と笑いを巧みに合わせたリリックはユーモアたっぷり。フォンテインズDCのグリアン・チャッテンらも客演。
bounce (C)近藤真弥
タワーレコード(vol.489(2024年8月25日発行号)掲載)