これぞナイト・オウルズの真骨頂!往年のソウル・クラシックを大胆にリビルドする彼らの新作は、ルーツ・レゲエとソウルフルなボーカルが溶け合うレイ・チャールズ"You Don't Know Me"と、著名なサンプリング・ソースでもあるエディ・ケンドリックス"If You Let Me"に美しいハーモニーとワンドロップ・フィーリングを加えた極上レゲエ・カバー2曲!
プロデューサーのダン・ユービックのライオンズ・デン・スタジオから、ロサンゼルスのナイト・オウルズによるソウル・クラシックのリイマジネーションをお届けする。まず、ソウルの天才、イーライ・"ペーパーボーイ"・リードがレイ・チャールズの名曲"You Don't Know Me"を、そしてロックステディのチャンピオン、Jr.トーマス&ザ・ヴォルカノスがエディ・ケンドリックスの不朽の名曲"If You Let Me"に美しいソウルのハーモニーを聴かせる。
A面の"You Don't Know Me"では、ユービックには難しい任務が課せられた。全盛期の"ザ・ジーニアス"が歌った曲に、彼自身の天性のソウルフルさをもたらすことができる人物を探すことだった。マサチューセッツ育ちのイーライ・"ペーパーボーイ"・リードは、18歳でミシシッピ州クラークスデールに移り住み、デルタ中のジューク・ジョイントで歌い歯を磨いた。その後、ソウルの伝説的存在であるミティ・コリアー(チェス・レコード)のシカゴのサウスサイド教会で音楽担当牧師として1年を過ごし、東海岸に戻ってキャピトル・レコード、ワーナー・ブラザース、コールマイン・レコード、そして現在はイエップ・ロックでレコーディングを行っている。
「You Don't Know Me」でのリードの歌声は、低音からソウルフルな高音まで幅広く、ルーツ・レゲエを取り入れたアップビートなこの曲のステージを完璧に作り上げている。ジャマイカの伝説的プロデューサー、バニー・"ストライカー"・リーに脱帽しながら、ナイト・オウルズはチャールズのクラシック・ソウル&R&Bスタンダードを新たな領域へと導いた。ユービックはスタテン・アイランドの至宝、イーモン・ドイルを招き、レイのオリジナルに忠実なヴォーカル・ハーモニーを丹念に作り上げた。
B面エディ・ケンドリックスの''「If You Let Me」feat. Jr Thomas & The Volcanos(Colemine Records)''は、もう一人の伝説的なジャマイカ人シンガー、ソングライター、音楽プロデューサーであるテクニクスのウィンストン・ライリー(ジョニー・オズボーン、デイヴ&アンセル・コリンズ、ホーテンス・エリスなど)に敬意を表し、ここでリ・アレンジされた。もともとはエディ・ケンドリックスの1972年の傑作『People...Hold On』(Tamla/Motown)からデビューしたこの曲は、よりムーディーでダブ・アウトなトーンで、Jr.トーマスのソウルフルなリードとヴォルカノスのメンバー、アレックス・デザート(ヘプキャット、ザ・ライオンズ)とジョン・ブッチャー(ザ・エクスパンダーズ)の見事なバッキング・ハーモニーを完璧に演出する、重低音のワン・ドロップ・フィーリングに仕上がっている。オリジナルのハーモニーの多くを保ちながら、Night Owlsはこの多くの人に愛されている名曲を新たな高みへと導き、ダンスフロアに呼び込む。この曲で腰を揺らし、グルーヴしないわけにはいかない__
発売・販売元 提供資料(2024/03/13)