60年代後半、天才カート・ベッチャー率いるザ・ミレニウムのヴォーカリスト&ソングライターとして活躍したサンディ・サリスベリーが、1966~1968年の間にサンセット・ストリップの小さなアパートでオープンリール・テープに録音した曲を集めた未発表デモ音源集。唯一のソロ・アルバム『Sandy(1969)』収録曲「Once I Knew a Little Dog」のデモ・ヴァージョンを初め、ヴォーカル、ハーモニー、ハープシコード、ギターなどほぼ全てをサンディ自身で演奏した貴重な音源。 (C)RS
JMD(2024/03/06)
60年代後半、天才カート・ベッチャー率いるザ・ミレニウムのヴォーカリスト&ソングライターとして活躍したサンディ・サリスベリーが、1966~1968年の間にサンセット・ストリップの小さなアパートでオープンリール・テープに録音した曲を集めた未発表デモ音源集。唯一のソロ・アルバム『Sandy(1969)』収録曲「Once I Knew a Little Dog」のデモ・ヴァージョンを初め、ヴォーカル、ハーモニー、ハープシコード、ギターなどほぼ全てをサンディ自身で演奏した貴重な音源。
サンディ・サリスベリーは1944年フィラデルフィア生まれのハワイ育ち。60年代後半すでにシンガー・ソングライター、プロデューサーとして活躍していたカート・ベッチャー率いるボールルームに66年ヴォーカリストとして加入。バンドはザ・ミレニウムと改名し、68年コロンビアよりアルバム『Begin』を発表。ヴォーカルはもちろん、彼の作曲した「5 AM」も高い評価を受けた。しかし大きな経費を使ったにもかかわらず商業的には失敗しバンドは解散。翌69年カート・ベッチャーがプロデュースを務めたソロ・アルバム『Sandy』を録音するもお蔵入り(2001年に発売)。その後は表舞台からは姿を消し様々な仕事を経て90年代からはグレアム・サリスベリー名義で歴史小説『その時ぼくはパールハーバーにいた』や、カルヴィン・ココナッツのシリーズなど児童文学作家として活動。2000年代に入るとミレニウムと共にソフトロック人気が盛り上がり、ソロ・アルバムを含め『Falling To Pieces』など多くの未発表音源がリリースされた。また現在「Little Johnny Coconut」名義で音楽活動も再開している。
発売・販売元 提供資料(2024/03/05)