2016年、25年ぶりとなる来日を果たし、自らのバンドを率いてイット・バイツのセルフ・カヴァー・アルバム『Vampires - ヴァンパイア』を再現するライヴ・パフォーマンスを披露したフランシス・ダナリー。その後、2021年には3枚組の大作『The Big Purple Castle - 紫の城壁の詩~希望、深淵、そして新世界』をリリースする。
インタビューではニュー・アルバムのサウンドを再現するアコースティックな趣のライヴ活動、以前から構想していたブルース・プロジェクト〈Tombstone Dunnery〉としてのアルバム制作とライヴ活動、そしてイット・バイツの楽曲をプレイすると同時にプログレッシヴ・ロックのアルバム制作とライヴ活動を行う〈Francis Dunnery's It Bites〉での活動の3つを並行して行うと語る。
昨年10月にバンド名を冠したブルース・ロック・アルバム『The Blues Of Tombstone Dunnery Vol.1 - ブルースへの憧憬~第一章』をリリースする。イット・バイツを脱退しソロ・プロジェクトとして活動をスタートさせた時、フランシス・ダナリーはバンド名をTombstone Dunneryと命名、プログレッシヴ・ロックではなくストレートでブルージーなロック・サウンドを目指し制作したのが『Welcome To The Wild Country - ウェルカム・トゥ・ザ・ワイルド・カントリー』であっただけに34年ぶりにその想いを遂げるアルバムを制作する。
「俺はエリック・クラプトンみたいなブルース・アルバムを創りたいのさ」とインタビューで語っていたように、ここで聴けるサウンドはまさにリアル・ブルース・サウンド。気心知れた4人のミュージシャンや華麗なブラス・サウンドをバックにフランシス・ダナリーが影響を受け、そして考えるブルース・ミュージックを全力でパフォーマンスする。
改めてフランシス・ダナリーの多才さを知らしめると共にブルース・ミュージックの良さを堪能できる作品だ!
輸入盤国内仕様<日本語解説付>
フランシス・ダナリー (g, vo)
ポール・ブラウン (g)
フィル・ボーモント (ds)
クイント・スターキー (g)
ナイジェル・ホプキンス (kbds)
ニール・イエーツ (Brass and Woodwind)
ディーン・ブレイジー (vo)
発売・販売元 提供資料(2024/03/04)