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たった一つを変えるだけ クラスも教師も自立する「質問づくり」

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構成数 : 1

もくじ
訳者まえがき i

はじめに 3
◆質問づくりを学んだときに何が起こるか? 6
◆質問づくり 10
質問づくりの起源 12
成人教育で質問づくりを使うことの価値 16
質問づくりを学校教育に導入する 19
◆本書の構成 23
◆「たった一つだけ変える」と大きな違いを生む 26
コラム なぜ質問をすることは大切か? 28

第1章 質問づくりの全体像ー多様な思考力を磨く方法 31
◆高次な三つの思考力 32
発散思考ー新しい可能性に心を開く 34
収束思考ーアイディアを統合、分析、解釈する 35
メタ認知思考ー自分が考えていることについて振り返る 36
◆質問づくりの七つの段階 39
◆質問づくりはアート(創造)であり、科学でもある 46
アート 47
科学 48

第2章 教師が「質問の焦点」を決める 53
◆教師からの発問ー問われることのなかった悪しき伝統 54
◆「教師の発問」から「生徒自身による質問づくり」への転換 56
◆何が効果的な質問の焦点か? 58
1明確な焦点をもっている 60
2質問ではない 62
3刺激によって新しい思考を誘発する 63
4教師の好みや偏見は表さない 64
◆質問の焦点を考え出す 67
なぜ、生徒たちに質問をつくってほしいのか? 67
◆高校の社会科の授業での質問の焦点づくり 70
◆高校の理科の授業での質問の焦点づくり 72
◆質問の焦点を考える際の問題と対処法 77

第3章 質問づくりのルールを紹介する 81
◆質問づくりのルールを実行することの価値と難しさを話し合う 84
ルール1 できるだけたくさんの質問をする 85
ルール2 質問について話し合ったり、評価したり、答えたりしない 87
ルール3 質問を発言のとおりに書き出す 90
ルール4 意見や主張は疑問文に直す 92
◆質問づくりのルールを紹介して話し合う 93
ルールを紹介する 94
求められていることを確認する 95
ルールを話し合う 96
◆ルールについて話し合う際の問題とその対処法 101
生徒たちがルールに従う難しさをまったく見いだせないとき 101
ルールに従うことの難しさの大事なポイントを見逃してしまったとき 102
ルールについて意見の一致が見られないとき 102

第4章 生徒たちが質問をつくる 105
◆教師の役割ー生徒たちの質問づくりを促進する 106
事例1 理科に重点を置いている都会の高校での質問づくり 109
ルールの話し合い 111
質問の焦点を提示 112
質問づくり 113
異なるスタイル、ペース、アイディアを通した発散思考 117
事例2 事例1と同じ学校での質問づくり 118
事例3 郊外にある中学校の理科のクラスでの質問づくり 124
◆質問づくりの問題とその対処法 128
ルール1 できるだけたくさんの質問をする(質問する許可を与える) 128
ルール2 質問について話し合ったり、評価したり、答えたりしない(安心・安全な場を提供する) 129
ルール3 質問は発言のとおりに書き出す(すべての声を尊重する) 129
ルール4 意見や主張は疑問文に直す(主張ではなく、質問の言い回しや問い方にこだわる) 130

第5章 質問を書き換える 133
◆なぜ、ブレーキをかけるのか? 134
◆「閉じた質問」と「開いた質問」を紹介する 136
◆ 事例 閉じた質問と開いた質問に分類するときに何が起こるか 138
◆二つのタイプの質問の長所と短所について話し合う 142
◆一方から他方へと質問を書き換える 146
質問文の構造を学ぶ 146
次のステップへの三つの選択肢 151
◆閉じた質問と開いた質問に関する問題点とその対処法 152

第6章 質問に優先順位をつける 157
◆優先順位をつける際の流れー概観 161
◆優先順位を決めるための基準を明確にする 162
◆優先順位を決める際の具体的なステップ 164
1優先順位をつけるための指示を与える 164
2優先順位の高い質問を選ぶ 165
3選んだ質問の理由を述べられるようにする 166
4グループ活動の成果を全体に報告する 166
事例1 高校の社会科の授業で質問の優先順位を決める 167
各グループが質問の優先順位を決める 168
各グループが報告し合う 173
事例2 中学校の理科の授業で質問の優先順位を決める 176
◆優先順位をつける際の問題とその対処法 179
生徒たちが合意を形成できない場合 179
教師の役割 181
優先順位をつける際に使えるほかのヒント 182

第7章 質問を使って何をするか考える 185
◆質問を使いこなす多様な選択肢 187
◆質問を使ってプロジェクトを開始した授業の例 189

  1. 1.[書籍]

質問をすることは、人間がもっている最も重要な知的ツール。
大切な質問づくりのスキルが容易に身につけられる方法を紹介!

なぜ、「質問をすること」が大切なのでしょうか。この問いに対して、義務教育、大学、ビジネス界で大きな影響力をもった3人の著名人が答えています。
「私たちがもっている知識は質問の結果です。実際、質問をすることは人間がもっている最も重要な知的ツールです。〔中略〕このような大切な知的ツールを、学校では教わらないのです」(ニール・ポストマン、元ニューヨーク大学教授)
「人間の基本的なスキルは、解釈と探究に必要な、ものごとを分析する力です。言い換えると、どのように質問したらいいかを知っていることです」(レオン・ボットスタイン、元バード・カレッジ学長)
「最も頻繁に起こるマネジメントの問題は、正しい答えを見つけることができないということではなく、よい質問が浮かばないことです」(ピーター・ドラッカー)
本書では、このように大切な質問づくりのスキルが容易に身につけられる方法をていねいに紹介しています(その中には、学校や大学教育や社会や日常生活で軽視されている優先順位をつけるスキルも含まれています)。このスキルの習得は、これまで生徒たちに自分で考えさせようと「発問づくり」に時間とエネルギーを割いてきた教師が、生徒たちのサポート役になることで可能となります。その結果、教師に依存していた生徒たちの学びは、主体的かつ自立的な学びに転換します。
最近、頻繁に見かける教育用語を使えば、これこそ「究極のアクティブ・ラーニング」と言えます。「質問づくり」を習得することで、「21世紀スキル」「イノベーターに求められるスキル」「社会人基礎力」「EQやライフスキル」「民主主義を実践するためのスキル」といった現代人に最も求められている力も身につきます。ぜひ試してみてください。
(よしだ・しんいちろう)

作品の情報

フォーマット 書籍
発売日 2015年09月04日
国内/輸入 国内
出版社新評論
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784794810168
ページ数 300
判型 46

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