クールなパイパー・サウンドが熱く駆け抜ける!貴重なバンド・ライヴ音源を厳選した初のライヴ・アルバムをリリース!
昨年リリースのベスト・アルバム『PIPER Cool Selection』にボーナス収録したライヴ音源「Sunshine Kiz」が話題となり、「ライヴ音源をもっと聴きたい」というリクエストが多数寄せられた。実はこの他にも記録として残されたライヴ音源は多くあり、その声に応えるべくメンバー及び当時のスタッフが選り抜いた音源に最新マスタリングを施し、UHQCD仕様のアルバムとして実現!
パイパー、そのイメージするサウンドは、眩いラヴソングを心地良いアレンジで包み、涼しげなリゾート感に溢れている。それは緻密なスタジオ・ワークによるものだ。
ところが、そのスタジオを飛び出して、サポート・ミュージシャンも加わったライヴ・パフォーマンスは、アルバムで聴くサウンドとは少々違う。クールなサウンドが熱くワイルドに走り抜ける、そんな感触のバンド・サウンドがパイパーのライヴなのだ。
このライヴ・アルバムでは、ベスト・アルバムに収録されなかった1stアルバムの楽曲や未発表曲(!)も収録されている。
山本圭右と山本耕右の兄弟による息の合ったツイン・ギター、嶋村 隆の煌びやかでクールなキーボード、井藤 弥のツボを押さえたベース(M4のみ)、パーカッションの小板橋博司と村田和人による爽やかなコーラス、そしてボトムを支えるサポート・メンバーによるドラムとベース。
涼しげなスタジオ盤とは一味違う、ライヴ・バンドとしてのワイルドなPIPERサウンドを楽しんでいただきたい。
発売・販売元 提供資料(2024/03/01)
村田和人バンドのメンバーとして知られる山本圭右がメインとなって80年代に結成されたバンド、PIPER。長年活動停止状態にあったが、2000年代に入って復活、昨今のジャパニーズ・シティ・ポップ・ブームに乗りアメリカで人気が再燃し、2023年には初のベスト・アルバムがリリースされた。その際ボーナス・トラックで収録されたライヴ音源が話題となり、「他の曲もあるなら聴いてみたい」という要望に応えて一枚のライヴ・アルバムとなったのが本作。カセットで残っていた渋谷のLIVE INや横浜のSHELL GARDEN等での音源を音質を補正して復刻。いい時代の空気がいっぱいだ。
intoxicate (C)馬場雅之
タワーレコード(vol.169(2024年4月20日発行号)掲載)