ソウル、フォーク、ジャズ、クラシック・ポップなどを大胆にオリジナルに掛け合わせた折衷的なサウンドだけでなく、5人組の包括的なエートスによって、あらゆる観客の間に強力なつながりを築くことで知られるライブ・バンド、Lake Street Diveの通算8枚目のアルバム!

2021年『Obviously』に続き3年ぶりとなる本作ではグラミー賞受賞プロデューサーのマイク・エリゾンド(フィオナ・アップル、シェリル・クロウ、ゲイリー・クラーク・ジュニア)と再び仕事をし、テネシー州にある彼のファントム・スタジオでレコーディングを行った。R&Bからファンク、ブラジリアン・ポップまで、あらゆるサウンドを網羅したこのアルバムは、タイトル曲の輝かしいシンセで幕を開ける。タイトル曲は、「サイコロを振って私がキャプテンを務めたところから生まれたんだけど、プロダクションに取りかかろうとしたら、切り方を間違えて変な拍子になってしまったんだ」とバーミスは振り返る。「ブリジットが、怪しげな経歴を持つ2人が一緒にやり直そうとする物語を思いついたんだ」。ブルックリンを拠点とするジャズ・バンド、ハンターンズのホーン・セクションをフィーチャーした数曲のうちのひとつで、期待に逆らって自分の心の欲求に従うことのスリルを謳った、中道から外れたラブソングに仕上がっている。
アルバム全体を通して、バンドはその音楽性と表現力の想像力の広大さを明らかにしている。例えば、"Better Not Tell You "では、バンドは70年代のファンクにインスパイアされたダンス・トラックで、バーミスは元々『マクベス』の3人の魔女の視点から作曲した。"Far Gone "では、プライスが "テクノロジーから一歩も引かないうちに、自分たちがテクノロジー中毒であることに気づくという、この実存的危機 "と要約するものを探求する、弾むようなサイケ・ロックが聴ける。アルバムの最後を飾る "Set Sail (Prometheus & Eros) "は、バーミスとプライスのデュエット曲で、ロブ・ムース(ザ・ナショナル、セント・ヴィンセント、ボン・アイヴァー)による魅惑的なストリングス・アレンジがフィーチャーされている。

発売・販売元 提供資料 （2024/03/18）