| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2024年02月26日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 教育評論社 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784866240961 |
| ページ数 | 352 |
| 判型 | 46 |
構成数 : 1枚
■I部『平家物語』と『太平記』の世界を探る
義経生存説の展開―佐伯真一/平資盛・貞能主従と『平家物語』―川合康/平重衡の往生と鎮魂―鈴木哲/大庭景親と大庭景義の歴史的選択―『平家物語』『源平盛衰記』にみる中世武士の姿から―伊藤一美/源頼朝の挙兵をめぐる諸問題―久保田和彦/『平家物語』―混沌たる豊穣の世界―永井晋/国語教科書の軍記由来良妻譚―消えた土肥実平妻―平藤幸/その後の親平家公卿たち―稲川裕己/『太平記』の城館―吉井宏
■II部 軍記を拡げる
『将門記』の史実性 ―倉本一宏/ 将門の子孫伝承と相馬氏―岡田清一/合戦記と「党」表現― 菊池紳一/ 『今昔物語集』にみえる「兵」について―八馬朱代/『承久記』と北陸道合戦―近藤成一/北条時頼廻国伝説―大喜直彦/足利義詮をとりまく人々―髙鳥廉/史学における『応仁記』の有益性—「東岩蔵合戦并南禅寺炎上之事」を事例に―下川雅弘/結城晴朝から見た小川台合戦について―千葉篤志/軍記物語に描かれた鐘—『平家物語』『義経記』を中心に―湯川紅美/かたなとやきもの—刀剣制作への一提言―黒滝哲哉 『本朝通鑑』と軍記─史書は物語をどのように受容していくのか―前田雅之
「『太平記』ハ史学ニ益ナシ」 かつて、歴史家、久米邦武は確言した。果たして軍記は史学にとって何ももたらさないのか。歴史学者たちがその問題に立ち向かう。

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