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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2024年02月26日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 教育評論社 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784866240954 |
| ページ数 | 256 |
| 判型 | A5 |
構成数 : 1枚
第1章 ライン川を取り巻く自然と人間(ライン川とライン地溝帯、ケルト時代、ローマ時代 など)
第2章 中世ライン上流域とエルザス(メロヴィング期の「エルザス」、シュタウフェン朝と「シュヴァーベンおよびエルザスの大公」、「大空位時代」と「一四世紀の危機」のなかのライン上流域 など)
第3章 近世ドイツ帝国とフランス王国の境界域(三十年戦争と「エルザス譲渡」、ウェストファリア条約後の帝国諸都市とフランス王権、ストラスブール司教とマリ=アントワネットから見るアルザス など)
第4章 近代国民国家の周縁(ドイツ国民からフランス国民へ?、ナチス・ドイツの「併合地区」 など)
第5章 現代アルザスとその行方(戦後フランス共和国のなかで、政治意識の揺らぎと地域意識の回復 など)
近代の独仏対立のなかで四度帰属が変更されたアルザス地域は、現在アルザス欧州自治体を組織し、ライン上流域・フランス・ヨーロッパの三層構造のなかに居場所を見出しつつある。
本書はこうした変化のなかにあるアルザスを、長い時間軸と広い空間軸のなかで、とりわけ中近世のライン上流域および神聖ローマ帝国におけるネットワーク的・重層的な地域秩序に注目して紐解いていく一冊である。

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