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阿部次郎ルネサンス 研究の新地平

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フォーマット 書籍
発売日 2024年03月11日
国内/輸入 国内
出版社ぺりかん社
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784831516633
ページ数 240
判型 A5

構成数 : 1枚

はじめに 伴野 文晃・仁平 政人
I 総論
第1章 阿部次郎と人文学の未来 野家 啓一
第2章 散歩する<三太郎> ― 阿部次郎の思想と表現 仁平 政人
第3章 教育者・阿部次郎と門下生 伴野 文晃
◆コラム1 喪の作業と「煩悶の時代」、或いは阿部次郎と心霊主義 茂木 謙之介
II 各論
第4章 阿部次郎の「感情移入説」と夏目漱石の文学理論 ― 《投影》《表現》《同情》《没入》による文藝の内在的理解 木戸浦 豊和
第5章 「文芸批評の標準」の変動を導いたもの ― 阿部次郎と竹内仁の「人格主義論争」を再考する 田中 祐介
◆コラム2 「大正の青年」としての竹内仁 田中 祐介
第6章 『徳川時代の芸術と社会』の執筆背景について ― 浮世絵の評価からみる阿部次郎の「恋愛」論とその苦悩 杉本 欣久
◆コラム3 永井荷風と阿部次郎における浮世絵観 エレナ・ファブレッティ
◆コラム4 阿部次郎の遊廓論とその影響 高木 まどか
第7章 帝大総長官選問題に対するマスメディアと知識人の反応の一端 ― 阿部次郎宛津村秀夫書簡を例として 菅野 葉月
第8章 阿部次郎と阿部和子 ― 左傾化する長女と父との確執を中心に 岡安 儀之
第9章 戦時下・晩年の能楽研究 小嶋 翔
おわりに 曽根原 理
阿部次郎著作年表/あとがき

  1. 1.[書籍]

夏目漱石門下の作家・阿部次郎(1883-1959)は1960年代まで若者に読まれつづけたロングセラー『三太郎の日記』を著し、大正教養主義を牽引した。欧州留学後、東北帝国大学教授として人文学の礎を築いた阿部の業績は芭蕉からゲーテ、万葉集から江戸芸術まで多岐にわたる。東北大学史料館には阿部の書簡約4000点が寄託され、整理・目録作成が進行中である。2022年10月に行われた東北大学文学部主催のシンポジウムの内容を中心に、近世古書画から能楽に至る阿部の日本文化研究を再検討する。

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