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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2024年03月04日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 晃洋書房 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784771038073 |
| ページ数 | 178 |
| 判型 | A5 |
構成数 : 1枚
序 章 生日の足日に―課題と方法―
第1章 戦間期の丹後縮緬業
1 「国練」の実施
2 丹後縮緬の黄金時代
第2章 農家経営の動向(1927[昭和2]~1930[昭和5]年度)
1 伊達善治郎家の概要
⑴ 与謝郡石川村と伊達善治郎家
⑵ 家族と雇人等
⑶ 経営地の状況
2 経営収支の動向
⑴ 農業経営収支
⑵ 農業経営外収支
3 家計の状況
⑴ 飲食費
⑵ 住居費
⑶ 被服費
⑷ 家具費
⑸ 交際費
⑹ 教育費
⑺ 光熱費
⑻ 衛生費
⑼ 修養費
⑽ 嗜好品費
⑾ 娯楽費
第3章 機業活動(1927[昭和2]~1930[昭和5]年度)
1 原料生糸の購入
2 丹後縮緬の生産
⑴ 準備工程(管巻・撚糸・糊付・整経・糸繰)
⑵ 製織工程
3 製品縮緬の販売
第4章 農業活動(1927[昭和2]~1930[昭和5]年度)
1 所有農具
2 投入肥料
3 生産活動の成果
4 労働力の配分
⑴ 稲作部門
⑵ 稲作以外の部門(麦作,蔬菜・雑穀作,桑作,山仕事,藁加工)
終 章 機織を兼業とする小農の経営とその再生産―総括と展望―
補 遺 戦前期における京都の本店銀行
は じ め に
1 国立銀行の設立(1870年代末)
2 私立銀行の設立(1880年代前半)
3 本店銀行設立の本格化
4 1920年代半ば以降の本店銀行
むすびにかえて
あ と が き
協働と共同から観る人びとの暮らし
昭和初期、丹後の縮緬業は黄金時代を迎えつつあった。丹後縮緬の生産拡大を可能にしたものは何だったのか。血縁・地縁で結ばれた近隣の人々のネットワークが果たした役割とは。日誌などの一次史料を基に丹後の縮緬農家の営みを再構築し、農村における工業化の進展を支えた社会的「制度」の存在に迫る。

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