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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2024年03月28日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 白水社 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784560092811 |
| ページ数 | 202 |
| 判型 | 46 |
構成数 : 1枚
巻頭エセー
夢の作業(柏瀨祐之)
登山大系あれやこれや(岩崎元郎)
『日本登山大系』を振り返る(小泉弘)
第I章 日本の山々
一 北海道・東北の山
二 南会津・越後の山
三 谷川岳
四 東京近郊の山
五 剣岳・黒部・立山
六 後立山・明星山・海谷・戸隠
七 槍ヶ岳・穂高岳
八 八ヶ岳・奥秩父・中央アルプス
九 南アルプス
十 関西・中国・四国・九州の山
第II章 同志的連帯の記憶
一 芦別岳回想
二 南会津へ
三 回想・私の谷川岳
四 仲間・想い出・希望
五 池ノ谷の雪崩
六 白馬——初めての冬山
七 穂高岳のころ
八 原点の山・八ヶ岳
九 南アルプスに想う
十 三倉岳のこと
第III章 登山大系を読む
一 知床半島の山
二 日高山脈
三 一ノ倉沢
四 前穂高岳東面
五 北穂高岳滝谷
六 八ヶ岳概説
巻末エセー
読書と登山——僕にとっての襟裳岬(野村良太)
『日本登山大系』は長く「山ヤのバイブル」として知られてきた。累計は11万部を超える。
もともと中級以上の登山者のための実用書であるが、歳月の経過のなかでその実用性は失われつつある。
では、実用性のない『登山大系』に価値がないのかというと、そんなことはない。歴史性を帯びることで新たな意味が付与されつつある。本書はその案内として刊行される。
昭和の登山ブームは1956年の日本隊のマナルス初登頂から始まったとされるが、やがて1960年代になると、山ヤのあいだで「登山の行き詰まり」が語られるようになる。
集団就職で東京に出た若者たちが自らの思いをぶつけたのが谷川岳をはじめとする日本各地の山々だった。
毎週土曜、谷川岳に向かう上野発22時12分の上越線鈍行長岡行きはぎゅうぎゅう詰めの超満員だった。
そうした青春の登山がゲレンデ化の波に覆われつつある1980年代、『日本登山大系』は編纂された。
ひたむきに仲間たちと希望を抱きながら登ったあの頃。そして、いまはなき、あの場所……かつての仲間たちに捧げる。

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