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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2024年04月04日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 南江堂 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784524232413 |
| ページ数 | 496 |
| 判型 | B5 |
構成数 : 1枚
第1章 序 論
I.診療放射線技師の業務
II.チーム医療
III.患者サービス
IV.医療倫理
V.放射線障害
VI.放射線技術学の将来
第2章 放射線物理学の基礎
I.放射線の基礎
II.原子・原子核・電子の基礎
A.原子・原子核・電子の大きさと質量
B.中性子・陽子の寿命
C.陽子・中性子を形成する素粒子
D.原子の電子配列
E.軌道電子の速さ
F.原子の電離・励起
G.原子核の構造
H.核反応による発熱・吸熱
I.原子核の壊変
J.粒子の運動
III.放射線と物質の相互作用
A.光子線と物質の相互作用
B.重荷電粒子線と物質の相互作用
C.電子線と物質の相互作用
D.中性子線と物質の相互作用
第3章 医療画像情報学
I.医療画像写真学 天野貴司
A.増感紙/フィルム系
B.X線センシトメトリーと写真特性
II.医療画像情報工学
A.画像情報基礎論
B.X線画像工学
C.X線画像処理
III.医療画像情報システム
A.医療画像情報システムの定義
B.情報科学の概要
C.医療情報学と医療情報システム
IV.コンピュータ支援診断(CAD)
第4章 X線画像機器工学
I.X線装置 荒尾信一
A.X線発生装置
B.X線画像検出装置
C.X線機械装置
D.映像装置・画像関連用品
II.診断用X線システム
A.一般X線検査システム
B.循環器系X線検査システム
III.X線機器の管理 原内 一
A.品質管理と品質保証の考え方
B.機器の保守点検と安全管理
C.受入試験(精度管理)
D.X線源装置からの漏れ線量
E.利用ビーム(線錐)
F.過度の放射防止
G.X線防護用具
H.X線照射中の表示
I.放射線防護体系3原則
第5章 X線画像技術学
I.一般撮影法
A.X線撮影の目的
B.X線撮影に必要な事項
C.X線撮影に必要な体位と方向
D.各撮影法
II.X線造影撮影法
A.造影剤
B.各種造影検査法
C.IVR
III.救急撮影 東 丈雄
IV.予防医学 大倉保彦
A.予防医学と集団検診
B.集団検診の種類
第6章 X線CT
I.原 理
II.CTシステム
III.データ収集
IV.前処置と補正
V.画像再構成
VI.画像表示
VII.CT画像の特徴
VIII.画像処理
IX.アーチファクト
X.CTの性能評価と日常点検
Ⅺ.CTの被ばく
Ⅻ.CT検査法
XIII.CT画像
XIV.応用技術
XV.CT開発の現状
XVI.CTによる新しい検査
第7章 MRI
I.原 理
A.核磁気共鳴現象
B.MR信号の取得
C.MRIの画像化
II.撮像法
A.パルスシーケンス
B.撮像時間
C.「流れ」とMRA
D.機能描出
III.造影剤
A.経静脈性造影剤
B.経口消化管造影剤
IV.アーチファクト
A.撮像原理に基づくアーチファクト
B.被検者に由来するアーチファクト(動きや流れによるアーチファクト)
C.装置が原因のアーチファクト(RF雑音によるアーチファクト)
V.MR装置
A.静磁場用主磁石
B.高周波回路
C.傾斜磁場
D.ラジオ周波数コイル
VI.検査手順
VII.安全性
A.磁 場
B.高周波磁場
C.検査室への持ち込み品の安全性
D.クエンチ
VIII.精度管理
IX.MRI画像コントラストと病変
A.頭 部
B.頚 部
C.脊 椎
D.乳 腺
E.心 臓
F.上腹部
G.骨 盤...
診療放射線技師養成課程教科書の定本として高い評価を得ているテキスト.上巻・下巻の2冊で養成課程に必要な知識を体系立てて学ぶことができる.今改訂では,放射線物理学の章を新設するなど章立てを見直し,新知見,法律への対応を行った.
【改訂第15版の序】
この度,この伝統ある『診療放射線技術』の監修に加えていただくことになった.まさに光栄の至りである.この『診療放射線技術』の初版は1971年に刊行されたので,もう半世紀以上,診療放射線技師を志す若い学生の教科書として親しまれてきた.私も小塚隆弘先生が監修をされていた関係上,以前から本書が身近にあり時々参考書代わりに参照していた.今回で改訂第15版となり,一つの大きな区切りとも言える.本書は診療放射線技術学を体系的に網羅しており,その改訂にあたっては最新の技術や情報を盛り込むことが目的である.
2023年はレントゲン博士の没後100周年にあたり,記念行事が開催された.言うまでもなく,医用画像はレントゲン博士によるX線の発見に始まる.そして,X線を応用する診療放射線技術は単純X線撮影から造影検査,CTへと発展を遂げた.またX線を用いず磁力を用いて生体の画像化を可能としたMRI,分子レベルの情報を得ることができる核医学も画像診断において重要な役割を担っている.三次元照射が可能となった放射線治療は,癌の治療法において化学療法,手術療法に並んで根治を目指す治療法となった.放射線医学の進歩は著しい.その速度は年々加速しているのではないかと思われる.画像診断においては,より詳細な形態診断,画像情報を用いた機能診断や予後予測が可能となり,Precision Medicine(精密医療)の実現に向かっている.
2019年3月に医療法施行規則の一部を改正する省令が公布され,2020年4月より医療放射線の線量記録および管理が各医療機関に義務付けられることとなった.この記録や管理における診療放射線技師の役割は大きい.2024年4月から「医師の時間外労働の上限規制と健康確保措置の適用」が法的に実施されるため,医師の働き方改革が喫緊の課題となっている.その対応策の一つがタスク・シフト/シェアを推進し医師の負担を軽減しつつ,医療関係職種がより専門性を生かせるよう各職種の業務範囲の拡大を行うことである.2021年10月には診療放射線技師法の一部改正があり,診療放射線技師の業務が拡大された.このように近年,診療放射線技師を取り巻く環境は大きく変化してきている.改訂第15版ではこれらの内容も新たに加えた.
本書が日々進化する診療放射線技術の教育に少しでもお役に立てば,望外の喜びである.
最後に執筆者の方々には時間を割いて執筆いただいた.多大なご尽力に深く御礼申し上げる.また改訂第15版の発行にご尽力くださった南江堂の皆様に厚く感謝申し上げたい.
2024年 春
監修・編集者を代表して富山 憲幸

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