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はじめて学ぶやさしい疫学(改訂第4版) 日本疫学会標準テキスト

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フォーマット 書籍
発売日 2024年04月04日
国内/輸入 国内
出版社南江堂
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784524204489
ページ数 232
判型 B5

構成数 : 1枚

【序文】
疫学とは「明確に規定された人間集団の中で出現する健康関連のいろいろな事象の頻度と分布およびそれらに影響を与える要因を明らかにして,健康関連の諸問題に対する有効な対策樹立に役立てるための科学」と定義されています.歴史的には,19世紀半ばのロンドンで,ジョン・スノウが,コレラの流行状況を時間的・地理的に注意深く観察した結果,ある特定の地域の給水ポンプで汲み上げた井戸水が原因と推察し,給水ポンプの取っ手を外すことで流行をくい止めたことが,疫学の始まりとして語られます.日本では,高木兼寛の海軍における脚気予防の活動が有名です.いずれも当時置かれていた衛生環境や信じられていた学説,また,コレラの原因であるコレラ菌,脚気の原因であるビタミンB1(不足)の発見がどちらも30年後だったことを考えると,両者の注意深い観察とそれに基づいた実践活動の素晴らしさがわかります.近年では,新型コロナウイルス感染症の流行に伴い,どのような人に,どのような時に,どのような場所で,感染が広がるのかを観察することで,予防行動につなげる知見が得られたことは記憶に新しく,疫学研究に対する社会の理解も広まり,さまざまな場でその重要性を増しています.
本書は,2002年初版,2010年第2版,2018年第3版を経て,今回第4版の刊行となりました.当初より,疫学を「はじめて学ぶ」大学生・専門学校生等に対し,疫学の理論,手法また展開をわかりやすく簡潔に解説した書として,多くの医療従事者の養成課程で採用されてきました.第3版からは日本疫学会認定疫学専門家試験に向けた標準テキストとしても活用されています.さらに,今版は,学会監修として多くの疫学者が賛同できる内容とすることを主眼として,学会内で公募したパブリックコメントの反映,構成・項目内容の精査を行い,同じく公募にお応えいただいた上級疫学専門家を主とした著者による執筆と,これまで以上に広く読者のニーズに応える大幅改訂となっています.医学,歯学,薬学,看護学,保健学,その他の医療の各領域の国家試験出題基準・モデルコアカリキュラムと照合し,記述内容,用語の定義などを精査して汎用性を高めたのみならず,実社会で役立っている疫学事例の提示などの記述・項を新設し,学生の興味,発展的な学習意欲を喚起するものといたしました.学習効果向上のために,図表を多用し,各章の冒頭には「学修のポイント」を示すこと,アクティブ・ラーニング,セルフ・ラーニングの観点から,章末掲載の「レポート課題」を継続・拡充すること,各項に関連する良問を各領域の国家試験から抜粋し練習問題として盛り込むこと,実際的な教材とすることなどを心がけて作成し,紙面の工夫,教材の充実を図りました.
医療の各領域を学ぶ学生,大学院生や,公衆衛生活動の従事者等の学びにつながるよう編集しております本書が,多くの方の知識の習得と知識に裏打ちされた実践活動につながることを期待しております.

2024年2月吉日
第12・13代 日本疫学会理事長
玉腰 暁子


【目次】
1章 疫学とはなにか
A 疫学の定義
B 歴史的な疫学事例
C 健康の決定要因と「社会の健康」

2章 疫学を理解するための基本
A 疫学研究の手順
B 研究課題と仮説の設定
C 研究対象者の選定
D 情報収集方法の検討

  1. 1.[書籍]

疫学はすべての医療・保健医療従事者にとって重要性を増している.本書は初学者からを対象とし難解といわれる疫学をわかりやすく解説したテキストである.第4版では,各領域の国家試験出題基準・コアカリキュラムを精査,新たな章立てとし,発展学習のためのコラム,レポート課題を充実,各領域国家試験から良問を掲載.日本疫学会疫学専門家認定試験標準テキスト.

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