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臨床推論のススメ方 全国GIMカンファで話題を集めた24症例

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構成数 : 1

【書評】
「あ,これあの本に書いてあった症例かも?!」
臨床現場において,一人の医師が経験できる症例は限られている.また,経験症例の数が多くても,十分吟味することなく数をこなしただけでは,真に理解が深まったとはいえない.本書は,一流の臨床医である執筆陣がまれな疾患の典型例,非典型的な症状・所見を呈するコモンディジーズのリアルな経験を共有してくれ,その後の読者の実臨床に役立てることができる.

実臨床では,診断困難事例や,残念ながら診断がつかない症例もしばしば経験する.マルチタスクに追われる忙しい医療現場においては,すべての症例について文献検索を行って,読み込み,整理して目の前の患者さんに対する方針に落とし込むのは,ハードルが高い作業である.また,診断困難症例では,どのようなキーワードで文献検索すべきであるかの判断が難しく,そもそもプロブレムをプロブレムとして認識できていないこともあるかと思う.本書は,それぞれの症例に対する時系列に沿った思考プロセスを詳細に解説しており,初期症状から最終的な診断に至るまでの試行錯誤の過程をリアルに追体験できる.本書の強みはただ症例を紹介するだけでなく,なぜその診断に至ったのかを明確にしている点だと思う.そのため,単に症例を学ぶことに留まらず,実際の臨床現場で直面するであろうさまざまな課題に対して,どのようにアプローチしていけばよいかという指針を得ることができる.

さて私は,約10年前に市立堺病院(現・堺市立総合医療センター)の総合内科の後期研修医として,月に1回の頻度で京都GIMカンファレンスに参加していた.2ヵ月に1回くらいの頻度でわれわれの施設が症例のプレゼンを担当する機会があったが,症例の選択が難しかったことに加えて,キャッチーなタイトルを考えるのに苦心していた.プレゼンの内容もさることながら,タイトルのセンスとプレゼンターのエスプリが試されていたのである(仕様もないタイトルをつけたときには……).そのような私自身の経験からも,本書の24症例は本当に秀逸だと思う.

本書を通して,京都GIMカンファレンス以外にも,全国でたくさんのGIMカンファレンスが開催されていることに驚きを感じた.オンラインのカンファレンスも多くなっているようで,参加しやすそうである.本書に興味をもたれた方は,ぜひ,お近くのカンファレンスに参加してみてはいかがであろうか?

臨床雑誌内科134巻2号(2024年8月号)より転載 評者●伊東直哉(名古屋市立大学大学院医学研究科生体防御・総合医学専攻生体総合医療学講座感染症学分野 主任教授/ 名古屋市立大学医学部附属東部医療センター感染症科 部長)


【序文】
"混みあった救急外来担当中,頭痛・全身痛を主訴に受診し,痛みで泣いている40歳女性(看護師)にどのように対応しますか?"
本書は,総合診療のエキスパートたちが診断困難な症例に出会ったときにどのように考えるのかを,「The New England Journal of Medicine」のClinical Problem—Solvingを参考に,臨場感を持って解説した珠玉のケースシリーズです.日常診療でしばしば遭遇するような疾患から,非常に稀なものまで,様々な種類の疾患を取り扱っており,臨床現場で困った際のエキスパートの考え方を学ぶことができます.
総合内科医のみならず臓器別専門医の先...

  1. 1.[書籍]

全国各地のGIMカンファレンスで話題が沸騰した診断困難例をもとに,時系列に沿って診断に至るまでの思考プロセスを克明に解説.発熱,頭痛等の初期症状からはじまる診療の思考を,その試行錯誤も含めて追ううちに,現場で真に役立つ臨床推論の力が身に付く,全科医師必読の一冊.あなたの参加を待つ各地GIMカンファレンスの紹介や連絡先も掲載!

作品の情報

メイン
編集: 原田拓冲中敬二

フォーマット 書籍
発売日 2024年03月12日
国内/輸入 国内
出版社南江堂
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784524203093
ページ数 272
判型 A5

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