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教師が「教えない人」になれる時間 15分間の「朝鑑賞」が子どもの自己肯定感を育む

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構成数 : 1

はじめに

第1章 今、求められている「生きるための学び」
01 子どもから学ぶ
02 子どもの学びに寄り添う
(1)「子ども」とは何か
(2)他者との関わり合いの中に埋め込まれた「学び」について
03 能動的な学び手として
(1)子どもが「有能である」とはどういうことか
(2)社会的実践としての学び
04 教育において芸術が果たす役割とは
(1)「互いのよさや個性を尊重し合うようにすること」
(2)「自分のイメージをもちながら意味や価値をつくりだすこと」
(3)芸術の教育的役割

第2章 朝鑑賞を始める前に
01 「対話型鑑賞」とは
02 「朝鑑賞」とは
03 朝鑑賞は教師自身の学びになる
04 対話型鑑賞を体験しよう
STEP1 クイズからスタート
STEP2 鑑賞教育について知る
STEP3 子どもの思いや考えを読み取るためのポイントを知る
(1)子どもの作品からみえてくること
(2)子どもの力を伸ばすための教師の姿勢
STEP4 対話型鑑賞のポイントを知る
(1)対話型鑑賞の7つのポイント
(2)ファシリテーターによる投げかけ
05 教師による対話型鑑賞
(1)対話型鑑賞の概要
(2)対話型鑑賞の実際
(3)対話型鑑賞を体験した感想や気づき
06 教職大学院生による対話型鑑賞
(1)対話型鑑賞の概要
(2)対話型鑑賞の実際
(3)対話型鑑賞を体験した感想や気づき


第3章 朝鑑賞を始めよう
01 朝鑑賞の方法
(1)用意するもの
(2)ファシリテーターとしての役割
(3)朝鑑賞の進め方
02 小学校2年生による朝鑑賞-エドヴァルド・ムンク《叫び》-
(1)朝鑑賞の概要
(2)朝鑑賞の実際
1子どもが説明しやすくなるような配慮
2創造性を引き出すための工夫
3すかさず根拠を尋ねることの効果
4曖昧な発言も尊重する態度
03 小学校1年生による朝鑑賞-小川芋銭「畑のお化け」-
(1)朝鑑賞の概要
(2)朝鑑賞の実際
1「大きく腕を振りながらうれしそうに席に戻る」子ども
2「自分がかぶになって動作化」してみせる子ども
3「ここが、白い」と根拠を伝える子ども
04 小学校5年生による朝鑑賞-小川芋銭「畑のお化け」-
(1)朝鑑賞の概要
(2)朝鑑賞の実際
1感じたことを素直に表現し、共鳴し合う子どもたち
2「山かなって思って」と根拠を示す子ども
05 小学校5年生による朝鑑賞-サルバドール・ダリ「記憶の固執」-
(1)朝鑑賞の概要
(2)朝鑑賞の実際
1みんなに向けて「ここが口みたい」と提案する子ども
2「気になることがある」と挙手する子ども
06 小学校3年生による朝鑑賞-ジョアン・ミロ「太陽の前の人と犬」-
(1)朝鑑賞の概要
(2)朝鑑賞の実際
1「たしかに」「わかる」と共感する子どもたち
2学級の雰囲気に反映される教師の姿勢
07 小学校4年生による朝鑑賞-葛飾北斎《富嶽三十六景 神奈川沖浪裏》
(1)朝鑑賞の概要
(2)朝鑑賞の実際
1「なんか白いから」富士山だと答える子ども
2「ここらへんが暗いから5時くらい」と根拠を説明する子ども
3「ある日、津波の大波が来て」と物語をつくる子ども
4主体性を育む場
08 朝鑑賞から見取った子どもの姿
(1)のびのびと楽しそうに発言している
(2)いろいろな見方や感じ方があることを実感できる
(3)どんな意見も受け入れられる安心感のある学級になる
09 教師自身の気づきや成長
(1)子どもを理解するための助けとなる
(2)教師自身の学びになる
10 こんなときどうする? 朝鑑賞のお悩みQ&A

第4章 アートを通して自己肯定感を育む
01 朝鑑賞の広がり-学校運営の視点から-
02 学校・美術館・アーティストの連携
(1)美術館での経験から
(2)自己肯定感を高めるための手立て
(3)ワークショップの実施
03 自由な鑑賞で心も自由になる

おわりに
参考文献

  1. 1.[書籍]

たった15分間の「朝鑑賞」で自己肯定感やアート思考を育む
本書の概要
誰もが平等で、唯一の正解がない「対話型鑑賞」が、多様な見方や感じ方を知り、互いのよさや個性を尊重し合う体験をもたらす。ここでの教師の役割は、問いを投げかけ、つなげていくファシリテーター、すなわち「教えない人」。15分間の朝活動に導入するだけで 、子どもたちの自己肯定感やアート思考を高め、主体性を育み、授業や学級経営にも大きな変化をもたらす「朝鑑賞」、その詳細な記録を通して、学びの本質に迫る一冊。

本書からわかること
「対話型鑑賞」とは
「対話型鑑賞」とは、1980年代半ばにニューヨーク近代美術館で子ども向けに開発されたといわれている美術鑑賞法です(諸説あり)。
作品の意味や技法、作者に関する情報など、美術の知識をもとにして作品と向き合うのではなく、見方や考え方を互いに伝え合いながら、その対話を通して鑑賞を楽しみます。対話型鑑賞の最大の特徴は、誰もが平等に参加でき、各々が思考力や表現力を高めていくことができる点にあります。対話型鑑賞では、次のような投げかけをきっかけに伝え合っていきます。
「何がみえますか?」
「どんな声や音が聞こえますか?」
「あなたならどんな題名をつけますか?」

なぜ学校で対話型鑑賞を行うの?
対話型鑑賞を行う際、先生はファシリテーター役に徹します。子どもは教師から知識を与えられる側、知識を試される側という受け身の存在ではなく、問いに対して主体的に考え、他者の考えも取り入れながら、自分なりの答えを見つけていく能動的な存在となります。
子どもたちは多様な見方や感じ方があることに気付き、個性を尊重する態度を身に付けていきます。自己肯定感やアート思考が高まることで、授業や学級経営にも大きな変化がもたらされます。

「朝鑑賞」がもたらすもの
対話型鑑賞を学校に導入しやすくする方法として、本書で提案しているのが「朝鑑賞」です。月に1、2回程度、1点の作品を用いた朝鑑賞を行います。時数確保のハードルもなく、気軽に取り入れることができるのが大きなメリットです。
本書では、対話型鑑賞のノウハウを解説するとともに、詳細な記録を通して、子どもたちがどのような気付きをもち思考を深めていくか、その様子に迫っていきます。
さらに、朝鑑賞の影響で、授業中に積極的に発言する様子や互いの話を聞く姿勢が見られ、協働的な学びやあたたかな学級づくりにもつながるという体験談を紹介しています。

教師のファシリテーションスキルの向上
ファシリテーターとなった教師は、子どもたちを見取り、そのよさを伸ばす力を磨いていきます。その力は、朝鑑賞の時間にとどまらず、授業や学級経営にも発揮されるでしょう。
また、朝鑑賞では普段の授業ではあまり発言しない子どもも自分の考えを発表することができます。意外な一面やよさを感じ取ることができるため、教師にとっては大きな喜びとなるでしょう。

作品の情報

メイン
著者: 青木善治

フォーマット 書籍
発売日 2024年03月15日
国内/輸入 国内
出版社東洋館出版社
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784491054445
ページ数 144
判型 A5

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