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「生涯にわたって能動的に学び続ける力」を養う教科教育への挑戦

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フォーマット 書籍
発売日 2024年03月12日
国内/輸入 国内
出版社東洋館出版社
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784491050881
ページ数 176
判型 46

構成数 : 1枚

はじめに─生涯にわたって能動的に学び続ける力の必要性─

第1章 生涯にわたって能動的に学び続ける力を養うための学校の授業
生涯にわたって能動的に学び続ける力とは
生涯にわたって能動的に学び続ける力を養うことは
「個別最適な学び」と「協働的な学び」の目標でもある
授業を考えるときの大きな視点
算数の教科書の問題って本当につまらないの?
算数の教科書の問題を楽しむためには
数学的な見方が問題を解く意味を理解させる
数学的な見方・考え方を働かせると能動的に学ぶことができる
学習の主導権を子どもに握らせる
数学的活動はAとDの局面が重要
「学び方」を学ぶ機会としての一斉授業を大切にしよう
単元の前に前学年までに使った数学的な見方を復習する
教師の最大の役割は見方・考え方のつながりを意識した系統性のある教材研究
見方・考え方は「深い学び」をする上でも不可欠
いろいろな言葉を図でまとめてみよう
教師は見方・考え方のつながりを意識した系統性のある教材研究をして
見方・考え方を言語化する
地域の研究組織を大切にしよう
各教科等の学習を「自分は世の中を変えられる存在だ」と思える第一歩にする
生涯にわたって能動的に学び続けられるように子どもの教育観を変えていく
参考資料:小学校各教科等の見方・考え方一覧

第2章 生涯にわたって能動的に学び続ける力を養うための「個別最適な学び」
「個別最適な学び」の概念は避けては通れない
「個別最適な学び」とは何か
「個別最適な学び」が知識偏重の教育にならないように
一斉授業のあり方の変化と重要性
見方・考え方を働かせた単元づくりの実際
全員が取り組むべきことと取り組まなくてもよいことの線引きの明確化
子どもから学習を戻す勇気を兼ね備える
これから考えていくべき学びの形
子どもたちが学び合えるための学習風土づくり
子どもに教えることは悪いことか

第3章 各教科等の教育の必要性と探究学習
汎用と特質
各教科等の必要性
学習の基盤となる資質・能力と各教科等の特質に応じた
資質・能力を育成するための実践
各教科等の学習は三つの汎用性のある資質・能力を育成することにつながったか
各教科等の関係性
探究的な学習のあり方
探究的な学習の一例
熱量のある課題設定の難しさ

第4章 見方・考え方を働かせてカリキュラム・オーバーロードに対処する
カリキュラム・オーバーロードとは何か
カリキュラム・オーバーロードを解決する方法
見方・考え方を働かせるという視点で学習内容を精選する
Less is more
見方・考え方を視点にみんなで議論しよう
見方・考え方を働かせて時数を削減する
学習内容と学習速度という二つの視点で考える

おわりに─「教師冥利」─

  1. 1.[書籍]

「個別最適な学び」と「主体的な学び」の目標として、今、教科教育が一番目指すべきこと!
本書の概要
「主体的・対話的で深い学び」の目標であり、「個別最適な学び」と「協働的な学び」の目標でもあるのが、「生涯にわたって能動的に学び続ける力」である。では、この力をどうやって養えばいいのか。教科教育はどうすればいいのか、本書は算数科をベースにその 方法を解説する。

本書からわかること
「生涯にわたって能動的に学び続ける力」が求められている
今も昔も将来を予想することは難しい。でも、だからといって子どもたちには「何もしなくていい」と教えるわけにはいきません。むしろ、何が起きるかわからないからこそ、変化に対応し続ける力を身に付けていかなければなりません。コロナ禍の際、そのことを我々は痛感したはずです。
多くの子どもにとっても同様でしょう。自分が予想した将来に必要な力だけを身に付けたとして、予想した通りの将来が来なかったらどうするのでしょうか。たぶんですが、その予想が当たる可能性の方が低いでしょう。であれば、今を楽しみ、今学べることを一生懸命に学び続けることが大切です。その先に、自分の可能性を広げるチャンスが訪れるのではないでしょうか。そのためには、「生涯にわたって能動的に学び続ける力」が必要なのです。

授業を通してどう育てるのかがわかる!
本書は、子どもが「生涯にわたって能動的に学び続ける力」を養うために、教師ができることについて書いています。現場の教師が学校でやれる範囲で、どうやって「生涯にわたって能動的に学び続ける力」を子どもが養うことができるか、著者が算数の授業で実践し ていったことを基に書いています。
やはり、学校において一番大事なことは授業です。学校にいる時間の多くを、子どもは授業という時間の中で過ごすわけです。何を言おうと、授業を通して「生涯にわたって能動的に学び続ける力」を養うことが学校では不可欠です。
本書を読んで、子どもが「生涯にわたって能動的に学び続ける力」を養うためにできることについて考えるきっかけになれば幸いです。

こんな先生におすすめ
「個別最適な学び」と「協働的な学び」に力を入れている先生
最新のキーワードに関心のある先生
算数教育に関心のある先生

作品の情報

メイン
著者: 加固希支男

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