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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2024年04月01日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 勁草書房 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784326701308 |
| ページ数 | 288 |
| 判型 | A5 |
構成数 : 1枚
はしがき
第1章 病院の将来
第1節 複眼で読む病院・社会保障の未来と病院経営──悲観論を超えて
第2節 今後の中小病院のあり方を改めて考える
【コラム1】推薦の辞──21世紀の病院・複合体経営の羅針盤 古城資久『病院経営者の心得とM&Aの実際~私の病院経営哲学とM&A手法を完全公開~』
第3節 現行地域医療構想を振り返り,2040年に向けた新たな地域医療構想の課題を考える
第2章 かかりつけ医機能の強化
第1節 日本医療の歴史と現実を踏まえたかかりつけ医機能の強化
【コラム2】コロナ禍の初期対応への私の純個人的見解
第2節 プライマリケアの拡充で医療費は抑制できない,むしろ増加する──過去20年間の実証研究の結論
第3節 「かかりつけ医の制度化」が閣議決定されたとの言説は二重に間違っている
第4節 イギリス型のかかりつけ医の登録制・人頭払い制の導入はありえない
第5節 財務省は今後「かかりつけ医の制度化」を求めないと私が判断するのはなぜか?
第6節 コロナ禍による国民の医療満足度の変化の検証──コロナ禍で日本の医療制度の根幹は揺らいだか?
第3章 私がイギリス・ドイツ・フランス医療の現地調査で学んだこと──診療所医師のコロナ対応を中心に
第1節 イギリス(イングランド)の現地調査で学んだこと
第2節 ドイツの現地調査で学んだこと
第3節 フランスの現地調査で学んだこと
第4章 岸田政権の医療・社会保障改革
第1節 医療経済・政策学の視点から2022年度診療報酬改定の問題点を考える
第2節 岸田内閣の「骨太方針2022」の社会保障・医療改革方針を複眼的に読む
第3節 「全世代型社会保障構築会議報告書」を複眼的に読む
第4節 「骨太方針2023」等の少子化対策・こども政策と社会保障・医療制度改革方針を複眼的に読む
第5章 医療政策分析の視角
第1節 私が医療政策の分析と将来予測を「複眼」で行うようになった経緯を振り返る
【コラム3】「敵を憎むな,判断が狂う」
第2節 新自由主義と新自由主義的医療改革についての私の理解
第6章 石川誠医師とリハビリテーション医療政策
第1節 石川誠さんの業績──回復期リハビリテーション病棟を中心に
【コラム4】石川誠さんの3つの思い出
【コラム5】Made in Japanのリハビリテーションを貫いた石川誠さん
第2節 「維持期リハビリ」から「生活期リハビリ」への用語変更の経緯を探る
補 章
第1節 地域共生社会の理念と現実,および地域包括ケアとの異同
第2節 『厚生労働白書』の複眼的検討
第3節 日経・日経センターの医療制度「改革提言」で特に問題なこと
第4節 『安倍晋三回想録』を複眼的に読む
あとがき
初出一覧
事項索引
人名索引
「病院の将来」「かかりつけ医」の二大トピックスを中心に政府・厚労省文書を読み解き、医療政策と病院経営の今後を概括的に展望。
本格化する高齢・多死社会における医療の展望とは。高齢者数が頂点に達する2040年頃までを射程に「病院の将来」「かかりつけ医」という医療政策上の二大トピックスを中心に論じるとともに、2022・2023年の医療・社会保障関連の主な閣議決定と政府・厚労省文書を読み解き、医療政策と病院経営の今後を概括的に展望する。

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