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陸軍将校たちの戦後史 「陸軍の反省」から「歴史修正主義」への変容

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フォーマット 書籍
発売日 2024年03月12日
国内/輸入 国内
出版社新曜社
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784788518391
ページ数 264
判型 46

構成数 : 1枚

  1. 1.[書籍]

戦後、親睦互助を目的として戦友会を結成した旧陸軍のエリートたちは、戦争を指揮したことに自責の念を抱いていた。その彼らがなぜ「歴史修正主義」に接近し、政治団体として会を先鋭化させていったのか。陸軍将校たちの戦後史と戦争観の変容に迫る。

*これまでの軍隊経験者の戦後史研究はおもに、末端の兵士や下士官(準エリート)を扱ってきた。本書は、旧陸軍の上級者であった者たちに焦点を絞り、彼らの戦後史と戦争認識を明らかにしている。

*戦友会を対象とした従来の研究群においても、戦友会の非政治性や、戦後世代へ会を継承することの困難さが指摘されてきた。一九九〇年代に会の政治化を遂げ、元自衛隊幹部へ門戸を開いた本書の事例は、戦友会研究の蓄積にも一石を投じるものである。

作品の情報

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著者: 角田燎

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