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能力で人を分けなくなる日 いのちと価値のあいだ

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フォーマット 書籍
発売日 2024年03月27日
国内/輸入 国内
出版社創元社
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784422360164
ページ数 160
判型 46変形

構成数 : 1枚

※制作中のため、変更の可能性があります。

はじめに

第1回 頼り頼られるはひとつのこと
「3人の自分」と星子さんの誕生
星子さんとの暮らし
頼り頼られるはひとつのこと
コラム 「聴(ゆる)す」=心をひらいて聞く

第2回 私の弱さと能力主義
「弱さ」と能力
やまゆり園事件の植松青年とのかかわり
能力で人の生死を決められるのか

第3回 開いた世界と閉じた世界
社会の中の優生思想
自立と自己責任
「個人」の西欧と「場」の日本
コラム 「いる」と「ある」の違い
開いた世界と閉じた世界
コラム 日本語の中の成り行き主義
いのちの中の死と生

第4回 いのちと価値のあいだ
差別と水俣病
石牟礼道子が伝えた水俣
いのちと価値のあいだ

おわりに
いのちと価値のあいだをもっと考えるための 作品案内

  1. 1.[書籍]

シリーズ「あいだで考える」

不確かな時代を共に生きていくために必要な
「自ら考える力」
「他者と対話する力」
「遠い世界を想像する力」
を養う多様な視点を提供する、
10代以上すべての人のための人文書のシリーズ。

*

本書は、著者の第4子で重度の知的障害者である星子さんとの暮らしや、津久井やまゆり園事件の犯人「植松青年」との手紙のやりとり、また1977年から通い続けた水俣の地と水俣病などについて、10代の3人の若者を相手に語った記録である。能力主義と優生思想、人とのかかわり、個・自立・責任、差別、脳死、人の生死といのち……などをめぐって話しあい、いのちに価値づけはできるのか、「共に生きる」とはどういうことかを考える。(装画:中井敦子)

作品の情報

メイン
著者: 最首悟

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