イギリスで最も愛されるバンドの一つテキサスと、ロックの殿堂入りを果たすスプーナー・オールダムのジョイント・アルバムがリリース。テキサスのヒット曲を新たなフォーマットでレコーディングした『ザ・マッスル・ショールズ・セッションズ』、リリース。 (C)RS
JMD(2024/03/19)
イギリスで最も愛されるバンドの一つテキサスと、ロックの殿堂入りを果たすスプーナー・オールダムのジョイント・アルバムがリリース。テキサスのヒット曲を新たなフォーマットでレコーディングした『ザ・マッスル・ショールズ・セッションズ』、リリース。
1989年から2023年までのキャリアを網羅した『The Very Best Of 1989 - 2023』をリリースし、グラストンベリーのピラミッド・ステージで傑出したセットを披露した2023年のあと、Texasはアメリカの伝説的ソングライター&ピアニストのSpooner Oldhamは、初のジョイント・アルバム『The Muscle Shoals Sessions』を[PIAS]からリリースする。2022年夏、アラバマ州マッスル・ショールズにある有名なスタジオ、Fame Recordingでレコーディングされたアルバムには、Texasの12曲の大ヒット曲と2曲のカヴァー(Charles and Eddieの「Would I Lie To You」とThe Driftersの「Save The Last Dance」)が収録されている。Sharleen Spiteriのソウルフルな声に導かれ、Spooner Oldhamの繊細なピアノ・ラインが添えられたこれらの楽曲は、この編成でシンプルに輝き、不朽の名曲としての価値を証明している。2009年にロックの殿堂入りを果たしたSpooner Oldhamは、その圧倒的な才能でアメリカのソウル・ミュージックを形作ってきた。サザン・ソウルの草創期が終わると、Oldhamはピアノやオルガンをプレイし、その才能を他のアーティストのために発揮した。「I Don't Want A Lover」をレコーディングし、チャートの8位を記録してから34年、イギリスで最も愛されているバンドのひとつであるTexasは、その後10枚のスタジオ・アルバムを制作。世界中で4,000万枚以上のレコードを売り上げた。
発売・販売元 提供資料(2024/02/27)
昨年のベスト盤における新録曲"Keep On Talking"の延長線上で生まれたテキサスの新作は、そのままスプーナー・オールダムとのタッグでフェイム・スタジオにて録音されたもの。バンドのこれまでの代表曲がマッスルショールズの伝説とのセッションで再録され、ソウルフルな南部マナーの温かみと輝きを獲得している。チャールズ&エディやドリフターズのカヴァーも絶妙だ。
bounce (C)轟ひろみ
タワーレコード(vol.484(2024年3月25日発行号)掲載)