オーストラリア出身のシーア、約8年ぶりに発売するオリジナル・アルバムで再び表舞台へ復活!
先行リリースされた「Gimme Love」、Kylie Minogueとのコラボレーション楽曲「Dance Alone」が、ポップ・サウンドとキャッチーなメロディに、心地良いビートがたまらないエネルギッシュなダンスナンバーでアルバムへの期待が高まっていたが、本作には前出のKylie Minogueの他、Chaka Khan、Paris Hilton、Tierra Whack、Labrinth、Kaliii、Jimmy Jolliffといった豪華なゲスト・ヴォーカリストに加え、Jesse Shatki、Greg Kurstin、benny blanco、Jim-EStack、Rosalia、bulow、Mark “Spike" Stentなど、素晴らしいコラボレーター、プロデューサー、共作者、エンジニア、ポップ界の錚々たる顔ぶれが参加している。
発売・販売元 提供資料(2024/03/04)
別プロジェクトのLSD、クリスマス作品、サントラなどを経て、純粋なオリジナル・アルバムとしては約8年ぶり。チャカ・カーン、カイリー・ミノーグ、ティエラ・ワック、おふざけっぽいパリス・ヒルトン他、豪華ゲストが勢揃い。ロザリアも共作で参加。だが何にも増して圧倒的なのがシーアの歌だ。朋友ジェシー・シャトキン、グレッグ・カースティンを両脇に、シーアらしさを全開。圧巻メロをソウルフルに熱唱するアンセム調から感涙バラード、ボリウッド風、ラップ調まで盛りだくさん。これまで〈失恋の女王〉とされてきた彼女だが、大半がポジティヴ志向。腹の底からガツンと熱く鼓舞される。
bounce (C)村上ひさし
タワーレコード(vol.486(2024年5月25日発行号)掲載)