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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2024年02月22日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | くろしお出版 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784874249536 |
| ページ数 | 280 |
| 判型 | A5 |
構成数 : 1枚
序 章 法と言語を学ぶ前に
◇第1部 法言語へのいざない
第1章 法律のことば
第2章 日本国憲法のことば
第3章 裁判のことば 法言語学の元祖の研究
第4章 裁判員裁判のことば 裁判官と裁判員のコミュニケーション
第5章 司法通訳 正確さと公正さを期して
◇第2部 法言語学の課題
第6章 ことばの犯罪(1) 特殊詐欺のことば
第7章 ことばの犯罪(2) 偽証・名誉毀損
第8章 ことばの証拠(1) 筆跡鑑定・文書分析・話者同定・剽窃
第9章 ことばの証拠(2) 商標の類否と識別力
第10章 ことばの誤解 意味内容の解釈をめぐる争い
第11章 ことばが記憶を変える 目撃者の記憶の変容
◇第3部 法と言語と社会
第12章 言語権・言語法と言語政策
第13章 法言語教育
第14章 法言語学の成立と展開
終章 法と言語 まとめ
言語学や法学を学び始めた大学生や、法と言語に関心のある市民がその要点を知り、この分野の基本事項や考え方を気軽に入手できる「法とことば」の教科書。15ある「学習室」では法と言語に関する様々な豆知識を得ることができる。
■まえがきより
本書はどのように読むべきであろうか。3つの方法を提案したい。
第一に,「法と言語」または「法言語学」の教科書として,シラバスで取り上げられる内容に該当する章を予習・復習したい。復習の折には,章末の課題を解いたり,代表的な関連文献に目を通すとよいだろう。
第二に,「応用言語学」や「社会言語学」などの併用読本として,シラバスが本書のような構成で展開しなくとも,関連図書として併読するに値する。その他の類似の講義や演習においても,課題図書に指定し得るだろう。
第三に,「法と言語」の要点を知るために,この分野の基本事項や考え方を気軽に入手したい向きにも役立つ。章や節の見出し,キーワード,リード文は,要点を把握する上で必読である。「学習室」は豆知識を得るのに格好な小部屋である。しかしながら,「法と言語」や「法言語学」のすべてを書き込んだわけではないので,各章末に掲げた推薦図書も読んで,この分野の学際的な見方を膨らましていただきたい。本書はこの道の出発点であり,行先を示す道標である。

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