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構成数 : 1
はじめに 教師の我慢も限界にきている!
◎第1章 教師は「なんでも屋」じゃない!
「だって、先生たちは公務員でしょう」
「なくなった教科書を探して!」
「放課後も学校で子どもを預かって!」
「猫の引き取り手を探して!」
「ゲームをやり過ぎないように注意して!」
「他の保護者とのトラブルの仲裁をして!」
「少年サッカーのコーチをして!」
「できるだけ子どもと一緒に遊んで!」
「子どもたちの様子を学校のブログにあげて!」
「答えられそうな表情をしていたら指名してあげて!」
「子どもの発表会を見にきて!」
「嫌いなものを食べて吐かないか見ていて!」
「水筒を持ち帰るように呼びかけて!」
「旅行先からオンライン授業に参加させて!」
「具合が悪いけど学校に行かせたので面倒を見て!」
「つねに笑顔で授業をして!」
「クラスごとに違いがないようにして!」
◎第2章 訴えたいのは教師のほうだ!
教師と保護者の関係が歪むとき
「訴える!」と言われれば哀しいけど怯むよ
クレームの行き着く先はの多くが教育委員会
被害妄想とナルシスト、二つのタイプのクレーマー
言った保護者は忘れても言われた教師は覚えている
突然、保護者にビンタされた校長
病院中に響きわたった罵声
「不登校は先生のせいです」
それでも教師が訴えない理由
◎第3章 親はきちんと躾をしてから入学させろ!
「誰、このおじさん?」
「うちはうちのやり方で躾をしていますから」
「注意しないで」子どもが立派に育つと思っているのか
せめて座って人の話を聞けるようにしてくれ
自分から手を出しても「大目に見てほしい」
「泣けばなんとかなると思っていた」
哀しき挨拶運動
写真を撮りまくる保護者、ガムを噛む保護者
保護者も時間どおりに行動してください!
親は子どもに「本当の楽しさ」を教える必要があるのだ
クラスの全員と気が合うはずはないだろう
チャイムが鳴ったら教室に戻るぞ!
◎第4章 文部科学省も教育委員会も教師の味方じゃない!
教師という仕事はなぜ魅力を失ってしまったのか
最低賃金を下回る教師の「残業代」
現場を知らない役人による意思決定の弊害
教師不足の根本原因から目をそらす文科省
「空いた時間を見つけて授業をやっている」という感覚
「#教師のバトン」プロジェクトの欺瞞
教育委員会はもっと教師の声に耳を傾けるべきだ
教育委員会はなぜ「子どもの使い」のようなまねをするのか
教育長が専用車で移動する必要があるのか
異常な学校間格差はなぜ生まれるのか
全国学力・学習状況調査は誰のためにやっているのか
自治体は教師不足の本当の理由をわかっているのか
◎第5章 覚悟のない人間が校長になるな!
「触らぬ神に祟りなしですよ」
「校長になったことを、私の母も大変よろこんでおりまして」
「私にはこうして謝ることしかできません」
「教育委員会でも、そう言っているので……」
学校はなんのために謝罪会見を開くのか
校長なら言ってみろ1「私がなんとかしましょう」
校長なら言ってみろ2「一生懸命やっているのだから恐れることはありません」
校長なら言ってみろ3「保護者との人間関係が悪くなってもしかたない」
校長なら言ってみろ4「ここまでやったんだから、もういいよ」
校長なら言ってみろ5「クレームはすべて引き受けます」
校長なら言ってみろ6「思いきって業務を減らしましょう」
「そのように育てたのは、あなたですよ」
◎終章 これ以上バカにするなら、まともな教師がいなくなるぞ!
処方箋などあるはずがない
結局は誰もが損をする
「一〇年後」では手遅れなのだ
教師の我慢も限界にきている――。
現役教師による衝撃的な告発の書!
公立小学校教諭として近く定年を迎える著者が、きれいごと抜きでつづる問題提起の書。
〇教師を「なんでも屋」のように使おうとする保護者
〇ささいなことで「訴える!」と迫る保護者
〇学校現場のリアルを知らずに教師の負荷を増やし続ける文科省
〇異常な保護者クレームから教師を守ろうとしない校長・教育委員会
どこにも頼ることができず、多忙と無理解の中で苦しみ心身をすり減らし続ける現場教師の本音を包み隠さず語る。
深刻化する一方の「教師不足」問題、そして日本の教育の根本的なありようを考えるうえで必読の一冊!
《今、現場で働いている教師のことをもっと大切にしなければ、これまで培ってきた日本の教育力が退化してしまう。一部の保護者や子どもたちに学校が振りまわされる状況を改善しなければ、自信を持って教壇に立つ教師が絶滅してしまう。
限界の一歩手前で踏みとどまっている今こそ、教師を取り巻く環境を抜本的に見直すタイミングなのではなかろうか》
(「はじめに」より)
《保護者の一部には「学校の先生はいくら使ってもタダなんだから、なんでも言わないと損するわよ」と教師をバカにするような態度を隠さない保護者もいるらしい。……
「だって、先生たちは公務員でしょう。私たちのために動いてくれて当然じゃないの」
言っておくが、われわれ教師は雑用係ではない。大学で教職の単位をとり、教科の指導法などを学んで教壇に立っている教育のプロなのだ》
(「第1章 教師は『なんでも屋』じゃない」より)
《訴訟になる可能性がないことを頭ではわかっていても、恫喝じみたことを言われたとき、ついつい委縮してしまうのは、われわれ教師の職業病かもしれない。……保護者から「訴える!」という言葉を投げかけられると、
「こんな脅し文句が、担任している一年間、ずっと続くのではないか」
「他の保護者にも声をかけて、大挙して学校に押し寄せるのではないか」
などと妄想を膨らませて考えてしまう。正直言って、「訴える!」と言われれば、われわれ教師は怯むのだ》
(「第2章 訴えたいのは教師のほうだ」より)
| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2024年02月27日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 草思社 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784794227133 |
| ページ数 | 200 |
| 判型 | 46 |

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