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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2024年02月28日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 弘文堂 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784335359767 |
| ページ数 | 352 |
| 判型 | A5 |
構成数 : 1枚
序文
第1章はじめに――ルネ・カピタンと共和国の「再生」
第2章第3共和制――改革と崩壊
第1節 カピタン理論とその時代背景
第2節 『法命令』論文――「実定法」概念の探求
第3節 ヴァイマール共和制・議会制改革
第4節 ナチズム研究――全体主義との邂逅
第3章敗戦・レジスタンス・解放
第1節 レジスタンスの闘士として
第2節 北アフリカ解放以降のカピタン理論
第4章第4共和制――復興と危機
第1節 リベラシオンと新憲法制定
第2節 RPF時代
第3節 「公法の原理」とプルードン
第5章第5共和制――再生と発展
第1節 日本滞在――日仏会館館長として
第2節 1962年憲法改正――大統領直接公選制
第3節 労働者参加政策
第6章おわりに――カピタン理論の現代的意義
文献一覧/事項索引/人名索引
自由を希求しながら同時に「強い民主制国家」を志向したカピタンの理論を読み解く!
盟友ド・ゴールとともに、戦前~戦後を疾走したルネ・カピタン。
フランスにおいても再評価が進むカピタンの考える「真の民主主義」とは? その現代的意義とは?
動乱期の中からこそ生まれた強靭な理論を、当時の時代状況に照らして解明する書。
* ルネ・カピタン(René Capitant, 1901-1970)
フランス私法学の大家であるアンリ・カピタンを父に持ち、自身も公法学者として、議会制改革やナチズムに関する優れた学術的業績を残したことで知られる。第2次世界大戦下でのド・ゴールとの出会いを機に政界へと身を投じ、対ドイツ抵抗運動や第5共和制の創設に多大な貢献をした。日仏会館の館長として東京に滞在し、樋口陽一が師事するなど、日本との交流も深い。

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