これまで発表した12枚のアルバム中8作が全英チャート1位を記録するなど、浮き沈みの激しいUKロック・シーンにおいて25年以上トップ・バンドの地位を維持しているステレオフォニックスのフロントマン、ケリー・ジョーンズの通算2作目となる17年ぶりのソロ・アルバム。バンドでもソロでもほぼ一貫してギター主体の曲作りをしてきたケリーだが、本作はキャリア初の全編自身が弾くピアノ主体のソングライティングによる極めてパーソナルな物語を透明度の高い美しいサウンドで作り上げている。ノルウェーの人里離れたスタジオで録音されたという本作、切々と響く澄み切ったアンビエンスに包まれた情感豊かで温もりあるヴォーカル・ワークがゆったりとした静謐な時間を創り出し、デビュー時からまったく変わることのない素朴で深く自身を内観する彼のパーソナリティを鮮明に映し出している。 (C)RS
JMD(2024/04/04)
UK国民的バンドのフのロントマン、17年ぶりのソロ・アルバム!
これまで発表した12枚のアルバム中8作が全英チャート1位を記録するなど、浮き沈みの激しいUKロック・シーンにおいて25年以上トップ・バンドの地位を維持しているステレオフォニックスのフロントマン、ケリー・ジョーンズの通算2作目となる17年ぶりのソロ・アルバム。
バンドでもソロでもほぼ一貫してギター主体の曲作りをしてきたケリーだが、本作はキャリア初の全編自身が弾くピアノ主体のソングライティングによる極めてパーソナルな物語を透明度の高い美しいサウンドで作り上げている。
ノルウェーの人里離れたスタジオで録音されたという本作、切々と響く澄み切ったアンビエンスに包まれた情感豊かで温もりあるヴォーカル・ワークがゆったりとした静謐な時間を創り出し、デビュー時からまったく変わることのない素朴で深く自身を内観する彼のパーソナリティを鮮明に映し出している。
発売・販売元 提供資料(2024/03/28)
ステレオフォニックスのフロントマンによる17年ぶり2枚目のソロ・アルバム。ギターでの弾き語りを軸にした前作に対し、今回はピアノとストリングスをバックに歌うクラシカルなチェンバー・ポップ作品に。言うまでもなく彼の作り出すメロディーと歌声は美しいが、バンドでのそれとは一味も二味も違う高貴で感傷的な雰囲気を纏っている。まさにソロならではの作品と言えるだろう。
bounce (C)赤瀧洋二
タワーレコード(vol.485(2024年4月25日発行号)掲載)