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大西巨人論 マルクス主義と芸術至上主義

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フォーマット 書籍
発売日 2024年02月26日
国内/輸入 国内
出版社幻戯書房
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784864882934
ページ数 408
判型 A5

構成数 : 1枚

  1. 1.[書籍]

日常生活そのものが闘争の場であることを示した作家・大西巨人。
公正の実現を目指し、現実と芸術とを実践的に結びつけた文学者の、類を見ない創作の展開を追跡する。
並走者武井昭夫、湯地朝雄の仕事にも及ぶ、運動としての文学に迫る考察。

革命の担い手「われわれ」が生まれるには、
独りでも行く「われ」が存在しなければならない

既成の権威や秩序を維持するために公平さが損なわれる事例は世にあふれている。そのような状況に直面しても、同調圧力を撥ね返して異議を唱えるのは難しい。また、不服従の姿勢を維持するのも簡単ではない。不利益を受けることを覚悟しながら態度表明を行い、実践を続けるには相当の熱量を必要とする。困難さを知りつつ、自己の責務として問題に積極的に介入することと、大西巨人は知識人の当為と見なしている――「あとがき」より

作品の情報

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著者: 山口直孝

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