| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2024年02月21日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 吉川弘文館 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784642059879 |
| ページ数 | 240 |
| 判型 | 46 |
構成数 : 1枚
最新科学が解き明かす弥生時代史―プロローグ
弥生時代の暦 AMS―炭素一四年代と酸素同位体比年輪年代
前一〇世紀説の登場―弥生長期編年の登場―
前一〇世紀説と前九~前八世紀説の違い
弥生前期の較正暦年代―酸素同位体比年輪年代法による検証
水田稲作開始期の気候
弥生時代研究と気候変動研究のあゆみ
海水準変動の背景に寒冷化を想定
放射性炭素濃度をもちいた気候変動
酸素同位体比年輪年代法による寒冷化説
弥生時代の人びと
形質人類学から分子人類学へ
DNA分析
ゲノム解析が語る多様な弥生時代人
渡来系弥生人の源流―韓半島前期新石器時代人の核ゲノム―
土器の系統と核ゲノムとの関係
水田稲作のはじまり―青銅器文化複合の生産基盤として―
前一〇世紀後半以降は弥生時代
レプリカ法―水田稲作以前の穀物を求めて―
日本列島における穀物の出現―前一一世紀―
水田稲作の開始と穀物栽培の拡散―前一〇世紀後半~前八世紀前葉―
西日本の水田稲作開始と東北に穀物出現―前七世紀
伊勢湾沿岸地域における水田稲作開始と東日本の穀物栽培―前六世紀後半―
東北北部の水田稲作開始―前四世紀前葉(前期末)
列島各地の穀物開始期の特徴
弥生時代前半期の文化―初期青銅器文化の提唱―
弥生式文化は新石器文化か金属器文化か
新石器時代と初期鉄器時代の間
初期青銅器文化の東に広がる農耕文化複合地域
農耕文化か青銅器文化か―エピローグ
あとがき
最先端科学が弥生時代のはじまりの状況を解明しつつある。弥生人の祖先は、いつ、どんなDNAをもつ人が日本列島に到達し、縄文人の子孫と関係を結んで生活していたか。炭素や酸素の同位体を用いた年代測定や核ゲノム解析、レプリカ法などの最新科学と考古学の学際研究により実像に迫る。永年の研究成果を集成し、新知見による時代像を提案する。

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