ホセ・ジェイムズから愛される若き天才ドラマーのデビュー作。
過去にはソランジュ、チャンス・ザ・ラッパーなどと共演、ホセ・ジェイムズのバンドでも活躍をする若き天才ドラマー=ジャリス・ヨークリーが、初のヴォーカルにも挑戦したデビュー作。BIGKYUKIによるダイナミックで即興的なシンセの演奏と、ヨークリーの強烈でタイトなドラムを初っ端からくらい、思わず眩惑してしまう楽曲たち。彼女と別れをテーマにしたタイトルが並ぶ中、気になるのは某有名ゲームキャラクターの名を冠した(8)。才能が溢れる鮮烈な一枚。
タワーレコード(2024/05/24)
ホセ・ジェイムズがフックアップし続ける驚異の才能、若き新世代ドラマー/ヴォーカリストのジャリス・ヨークリーがBIGYUKIと作った待望のデビュー作。共同プロデューサーのホセ・ジェイムスも1曲参加。 (C)RS
JMD(2024/02/17)
『New York 2020』以降のホセ・ジェイムズ作品に欠かせない新世代ドラマー/ヴォーカリストで、先日の『1978』にも名を連ねたジャリス・ヨークリーがレインボー・ブロンドで待望のデビュー・アルバムを完成。共に制作を手掛けたBIGYUKIの近作にも通じるアトモスフェリックな空間構築とフィジカルに訴えかけるダイナミックなドラミングが快感のツボを押して押して押しまくる内容で、アブストラクトなビート作品という角度から純粋にかっこいい。ホセが客演した"Back And Forth"で幕を開け、ドラムンベースの"Friends"でもシンセウェイヴ的な"Let Her Go"でも最初から最後まで無双状態。最高だ!
bounce (C)香椎恵
タワーレコード(vol.485(2024年4月25日発行号)掲載)