書籍
書籍

日本中世の非農業民と天皇 ((上))

0.0

販売価格

¥
1,650
税込
還元ポイント

販売中

お取り寄せ
発送目安
2日~14日

お取り寄せの商品となります

入荷の見込みがないことが確認された場合や、ご注文後40日前後を経過しても入荷がない場合は、取り寄せ手配を終了し、この商品をキャンセルとさせていただきます。

フォーマット 書籍
発売日 2024年02月17日
国内/輸入 国内
出版社岩波書店
構成数 1
パッケージ仕様 文庫
SKU 9784003840030
ページ数 548
判型 文庫

構成数 : 1枚

凡 例

まえがき

序 章
I 津田左右吉と石母田正
II 戦後の中世天皇制論
III 非農業民について

第一部 非農業民と天皇

第一章 天皇の支配権と供御人・作手

一 中村直勝の所説をめぐって
二 蔵人所発給文書について
三 各種の供御人・作手について
四 供御人の特質
五 天皇支配権と供御人


第二章 中世文書に現われる「古代」の天皇──供御人関係文書を中心に

一 南北朝期以前について
二 天皇の伝説化と文書の偽作


第三章 中世前期の「散所」と給免田──召次・雑色・駕輿丁を中心に

一 散所召次について
二 散所雑色について
三 駕輿丁について
四 その他の「散所」について
五 給免田制について


付論1 「惣官」について
付論2 蔵人所斤について
付論3 脇田晴子の所論について

第二部 海民と鵜飼──非農業民の存在形態(上)

第一章 海民の諸身分とその様相

一 中世海民の諸身分について
二 浪人的海民
三 職人的海民
四 下人・所従的海民
五 平民的海民


第二章 若狭の海民
一 「浦」の成立
二 漁場の成立

校 注

  1. 1.[書籍]

天皇と結びつくことで諸国の自由通行権などの特権を享受し、山野河海という境界領域に生きた中世の「職人」の姿を通じて、天皇制の本質と根深さを問うた代表的著作。供御人に関する史料の再検討から「大地と海原」への天皇の支配権とその淵源にある「本源的権利」に迫る第一部は、論文発表時から学界に衝撃を与えた。

作品の情報

メイン
著者: 網野善彦

メンバーズレビュー

レビューを書いてみませんか?

読み込み中にエラーが発生しました。

画面をリロードして、再読み込みしてください。