ジョン・パティトゥッチ、ルイス・ナッシュ、ルイシート・キンテーロら最強リズムセクション参加の4thアルバム
ジョン・クレイトン、ビリー・ヒギンズ、ケニー・バロンに師事し、巨匠ロン・カーター率いるゴールデン・ストライカー・トリオのピアニストとして活躍、2023年には学問・芸術において卓越した創造能力を証明した学者・アーティストに贈られるグッゲンハイム・フェローを受賞するなど高い評価を得るピアニスト、ドナルド・ヴェガ。2015年『With Respect To Monty』以来となる待望の4thアルバムは、ジョン・パティトゥッチ、ルイス・ナッシュ、ルイシート・キンテーロら最強リズムセクションを迎えた意欲作。14歳で出身であるニカラグアの内戦から逃れるために家族とアメリカに移住、最初は英語が話せず音楽をコミュニケーション手段としてあらゆる人々と出会い、それから音楽の鍛錬をし続け最終的にマンハッタン音楽学校とジュリアード音楽院までたどり着いた彼の"アメリカン・ドリーム"のような人生を振り返った自伝的作品が完成。
スペイン語で「踊れ!」という意味の"Baila!"がタイトルに入っているように、故郷ニカラグアの文化・世界観を反映させた「iBaila! Dance Like No One's Watching」、生まれたニカラグアから移住先のロサンゼルス、活動拠点であるニューヨークまでの道のりを表したタイトル曲「As I Travel」、2008年リリースの記念すべきデビュー作『Tomorrows』のタイトル曲を再解釈した「Tomorrows II」、アメリカへの道を切り開いてくれた母へのトリビュート作「Dear Mayra」など、彼の移民として物語が郷愁を誘うルイシート・キンテーロのパーカッションの音色にのせて語られる1枚。
■Donald Vega (piano)
Lewis Nash (drums)
John Patitucci (bass)
Luisito Quintero (percussion)
発売・販売元 提供資料(2024/03/01)