カリスマ・シンガー、べス・ディットー率いるロック・バンド=Gossip(ゴシップ)
リック・ルービンのプロデュースによる12年振りのニュー・アルバム『Real Power』
ワシントン州出身の3人組ロックバンド、Gossip(ゴシップ)。1999年に結成後、リード・ヴォーカルであるベス・ディットーの強烈な個性とソウルフルな歌声により、世界中、特にイギリスで人気を獲得。2008年には、フジロックフェスティヴァルにも出演した。12年振りのニュー・アルバムとなる『Real Power』は、2009年発売のコロンビアからのメジャー・デビューアルバム『Music for Men』で指揮をとったリック・ルービンを再びプロデューサーに迎え、ベス、ネーサン、ハンナのバンドメンバー3人が再集結。
リック・ルービンの自宅スタジオでレコーディングが行われた今作には、メンバーが"KISSディスコ・ソング"と語るアルバムタイトル曲「Real Power」(曲名はイギー・ポップ「Row Power」へのオマージュ)から、彼らのルーツであるパンキッシュなロックチューンまで、40歳を超えたメンバーの"今"を映しとった渾身の11曲が収録されている。
発売・販売元 提供資料(2024/02/22)
ディスコ・パンク3人組による12年ぶりの6作目。前々作をプロデュースしたリック・ルービンとハワイにある彼の自宅でレコーディングしたそう。メインストリームでも勝負できる"Edge Of The Sun"のR&Bサウンドがバンドのポテンシャルを物語る。ベスのソウルフルな歌声もさることながら、空間系を駆使したネイサンのギターも大きな聴きどころだ。
bounce (C)山口智男
タワーレコード(vol.485(2024年4月25日発行号)掲載)