米ペンシルヴェニア州アレンタウン出身のノイズロック/ハードコアパンク・バンド、ピスト・ジーンズの新作が完成。凶暴なヴォーカル、辛辣な歌詞、電気のこぎりのようなギター、錯乱したライヴのエナジーが凝縮された6枚目のアルバム『ハーフ・ディヴォースト』、サブ・ポップよりリリース。
凶暴なヴォーカル、辛辣な歌詞、電気のこぎりのようなギター、錯乱したライヴで知られるPissed Jeansは、2024年3月、6枚目のアルバム『Half Divorced』をSub Popよりワールドワイドでリリースする。これは2017年のアルバム『Why Love Now』に続く作品となる。『Half Divorced』に収録される12曲は、若さゆえの楽観主義と大人になってからの冷酷な現実の間の緊張感を串刺しにする。Matt Korvette(Vo)、Bradley Fry(G)、Randy Huth(B)、Sean McGuinness(Dr)の4人からなるPissed Jeansの悪名高い辛辣なユーモアのセンスは、現代の大人の生活がもたらす喜びのいくつかを切り刻みながら、これまで以上に鋭さを保っている。アルバムのプロデュースとミックスは、バンド自身とDon Godwinが手掛け、メリーランド州タコマ・パークのTonal ParkでMike Petilloがエンジニアリングを務めた。また、マスタリングは、『Why Love Now』の共同プロデューサー/ミキサーのArthur Rizkが担当した。「僕らは2年ごとに新譜を出すようなバンドじゃない。Pissed Jeansは、僕らにとって本当にアート・プロジェクトのようなもので、それがとても楽しいんだ」とKorvetteは語る。
発売・販売元 提供資料(2024/02/15)
米ペンシルヴェニア州アレンタウン出身のノイズロック/ハードコアパンク・バンド、ピスト・ジーンズの新作が完成。凶暴なヴォーカル、辛辣な歌詞、電気のこぎりのようなギター、錯乱したライヴのエナジーが凝縮された6枚目のアルバムが、<サブ・ポップ>よりリリース。 (C)RS
JMD(2024/02/14)
ハードコア・パンクを掲げながら、1曲目からギターの音色を揺らすペンシルヴァニアの4人組による6作目。そこからスラッジ・メタルや5分超えの長尺曲も交えつつ、フリーキーなギターと共に型にハマらない曲作りを印象づけると、後半はリフで押す1分台のハードコア・ナンバーを畳み掛けるんだからたまらない。極端すぎる、その展開にヤラれることは必至。
bounce (C)山口智男
タワーレコード(vol.484(2024年3月25日発行号)掲載)