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がん病態栄養専門管理栄養士のためのがん栄養療法ガイドブック2024(改訂第3版)

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構成数 : 1

【書評】
「稀有な医師に役立つツールブック」

タイトルに「栄養士のための」と記載されているにもかかわらず,この文章を読み始めていただいたあなたは医師のなかでも稀有な存在と思われる.栄養管理は医師が関心をもたない,もしくは苦手意識をもつものの一つだが,その背景にはわが国では卒前・卒後を通して体系的に学ぶ機会がほとんどないということがある.多くの患者は主治医に食べ物のことを尋ねてくるが,それに対して自信をもって答えられずにお茶を濁してしまう方も少なくないのではないか.チーム医療のもとで,食事や栄養のことは管理栄養士にすべて任せることも不可能ではないが,管理栄養士は医療現場にまだまだ不足しており,専門家抜きでの対応をしなくてはならない場面も相当多いと思う.

ここまで読んださらに稀有なあなたが少しでも栄養に詳しくなりたいと思ったら,本書は必ず期待に応えてくれると思う.今回が改訂第3版となる本書は日本病態栄養学会の資格取得を目指す管理栄養士のためのテキストだが,2人に1人は生涯でがんと診断されるといわれるなかで,国民病ともいえるがんの患者や増加しているがんサバイバーの生活を食事や栄養の管理面からどのようにサポートしていくのかを体系的に理解できる内容となっている.

また,管理栄養士の弱点であり,かつ上記学会のテーマでもある「病態の理解」に関して,こういう病態があるからこのようなアプローチが必要なんだ,といった形で腹に落ちるような記載に富んでいる.日常的に使う言葉が異なる医師と管理栄養士がコミュニケーションをとる際に「この本にこう書いてあるけど……」といった形で話しかけてもらうという使い方もできる.ただし,臨床栄養は知識や技術ではないので,読めばすぐに身につくわけではなく,個々の患者に対する方針を考える方法を知ることができるだけである.それが個別の対応を充実させるためのツールにすぎないことは,皆さんが栄養領域以外の臨床で経験されていることと同じである.

評者は大学病院で腎臓・高血圧領域を中心とした生活習慣病の診療に携わってきたため,医療者のなかでも最もがんから遠いところで働いていた.それでも,昨今ではがん患者に発生するさまざまな腎臓関連のトラブルを扱うonconephrologyという概念が日本内科学会総会の演題になり,いまやがんに接することなく働く医療者はいないといってもよいほど,がんに対する知識はすべての医療者にとって不可欠なものとなっている.上記のような意味で稀有な評者が書評執筆のために本書を読み,本当に久しぶりにがんについて学んだが,専門の先生方とわが国のがん診療について簡単に話ができるくらいには把握することができた.他領域のがんを学ぶという意味でも優れた内容の書籍だと思う.

臨床雑誌内科134巻1号(2023年7月号)より転載
評者●菅野義彦(東京医科大学病院 副院長/日本臨床栄養学会 理事長)


【発刊にあたって(序文)】
種々のがん対策および治療の進展に伴い担がん患者の生存率は向上しており,治療と就労を両立するうえでの健康寿命の延伸が重要課題です.また,わが国は世界で最も高齢化の進んだ国となり,担がん患者においても糖尿病や腎臓病,あるいはフレイル,サルコペニアの併発など複数,...

  1. 1.[書籍]

日本病態栄養学会による「がん病態栄養専門管理栄養士」認定試験テキストの改訂第3版.学会主催のセミナーで使用されており,試験範囲に準拠.がんの一般知識から最新の知見までカバーしており,がん患者に対する栄養管理・栄養療法,さらには論文の書き方までを分かりやすくまとめた.がん病態栄養専門管理栄養士の資格取得者や資格取得を目指す管理栄養士はもちろん,がん診療に携わる医師・看護師などにも役立つ一冊.

作品の情報

メイン

フォーマット 書籍
発売日 2024年02月01日
国内/輸入 国内
出版社南江堂
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784524204731
ページ数 264
判型 B5

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