名匠バフティヤル・フドイナザーロフの名作群、待望のBlu-ray BOX化!
デビュー作となる、セピア色の画面にユーモラスな詩情があふれるレール・ロードムーヴィー『少年、機関車に乗る』をはじめ、戦時下にあっても変わらない人々の日々の営みを交えながら瑞々しく描いたラブ・ストーリー『コシュ・バ・コシュ 恋はロープウェイに乗って』、シャガールの絵画のように美しい村を舞台に、未来を切り開こうとする少女がくり広げる荒唐無稽な極上のファンタジー『ルナ・パパ』、半世紀で10分の1にまで干上がった大湖アラル海を舞台に、フドイナザーロフの思いが投影された壮大な夢の物語『海を待ちながら』を収録。
※単品発売はございません。

【少年、機関車に乗る】
数々の国際映画祭でグランプリを受賞したフドイナザーロフ監督26歳のデビュー作。セピア色の画面にユーモラスな詩情があふれるレール・ロードムーヴィー。

【コシュ・バ・コシュ 恋はロープウェイに乗って】
銃声が轟く戦時下にあっても変わらない人々の日々の営みを交えながら、ロープウェイのように行きつ戻りつする二人の恋を、みずみずしく描いたラブ・ストーリー。本作の撮影中に内戦が勃発し、銃撃戦の様子などがすぐさま脚本に取り入れられた。

【ルナ・パパ】
シャガールの絵画のように美しい村を舞台に、未来を切り開こうとする少女がくり広げる荒唐無稽な極上のファンタジー。マムラカットは「国家」「大地」を意味する言葉。

【海を待ちながら】
フドイナザーロフ最後の作品。
半世紀で10分の1にまで干上がった、カザフスタンとウズベキスタンにまたがる大湖・アラル海を舞台に、監督の中央アジア人としての思いが投影された壮大な夢の物語。