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フォーマット 書籍
発売日 2024年02月23日
国内/輸入 国内
出版社フィルムアート社
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784845921416
判型 46

構成数 : 1枚

はじめに 日高良祐
第1講 ミームの幻視と音楽ビジネスの都市再開発 柴那典
第2講 シティ・ポップの「シティ」はどこか──ポピュラー音楽の都市論 加藤賢
第3講 シティ以前の東京から──移動と切断から考える都市文化 宮沢章夫
第4講 一地方都市としての東京──シティ・ポップの原風景 川村恭子・輪島裕介
第5講 記憶に埋め込まれた音楽 小泉恭子
第6講 上京者のポップ──そしてディスコから見たシティ・ポップ 輪島裕介
第7講 東南アジアのローカルな「シティ・ポップ」──シティ・ポップにカギ括弧をつける 金悠進
第8講 リバイバルのテクスチャー──スタジオ・ミュージシャンとテクノオリエンタリズム 大和田俊之
第9講 同時代としてのシティ・ポップ 江口寿史・楠見清

  1. 1.[書籍]

シティ・ポップから考える都市・音楽・イメージ

シティ・ポップを準備した1970年代の都市文化から1980年代の流行、そして2020年代の世界的なリバイバルまで
現在進行系のカルチャーの輪郭を捉える9つの講義を収録!

1970~80年代の日本で流行し、近年、国内外のミュージシャンやリスナーから再発見されリバイバルしている「シティ・ポップ」。雑誌、書籍、テレビやラジオなど、さまざまなメディアで特集されるなど、シティ・ポップは今まさに再定義・再言説化されつつあるが、本書ではそうした議論を踏まえ、さまざまな領域を専門とする執筆者が、シティ・ポップを取り巻く流動的な状況と歴史を、多角的に分析する。

インターネットを中心に起きた現在のリバイバル、1980年代当時の文化的状況、シティ・ポップを準備した都市文化の隆盛、世代を超えた評価の背景、アジアやアメリカなど諸外国での受容と展開など……シティ・ポップを起点に、都市、音楽、イメージ、そしてそれらの関係性について考えていく。

2022年に東京都立大学で開催され大きな話題となった連続講義が待望の書籍化。

作品の情報

商品の紹介

レコード店の棚に付けられたコーナー名がジャンル名になったものとすれば、「渋谷系」、「音響派」とかが思い浮かぶ。ここ数年話題の「シティ・ポップ」という仕切り盤がかつて存在したかどうか知らないが、この講義集を読むとあったことがわかった。大抵、ジャンル名をつけるのはある種のブランド化でマーケティングの基本的なもののひとつだ。そういうディレクションでイメージを作っていた時代があったのだ。国内でかつてシティのイメージを拡散した音楽が、世界で共感されている。この本もこうしたシティ・ポップの反響を受けて企画された。原盤ビジネス再構築の可能性を示し、都市の音景観に仕込まれたエキゾの謎を浮かび上がらせる。
intoxicate (C)高見一樹
タワーレコード(vol.169(2024年4月20日発行号)掲載)

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