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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2024年02月01日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 小学館 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | 新書 |
| SKU | 9784098254675 |
| ページ数 | 208 |
| 判型 | 新書 |
構成数 : 1枚
序章 ●今まさに文明の転換期
第1章 ●遊動の自由を復活させて生かす時代が来た
・現代はコモンズとシェアによる遊動の時代
・人類はパラレルワールドを生きてきた
・人類の進化とは弱みを強みに変えてきた歴史
・定住と自己家畜化が生んだ人類の光と闇
第2章 ●現代文明はなぜ暴力をやめられないのか
・平和に生きるゴリラと暴力を続ける人類
・人類が暴力を拡大し始めたのはいつごろか
・言葉の功罪と身体的コミュニケーション
・グローバルな道徳がなければ平和はない
第3章 ●日本人の自然観こそ地球を救う手がかり
・自然と文化を切り離さない日本人
・第二のジャポニスムがやって来る
・森が作る情緒とアニミズムという救い
・地球が水の惑星だと気付かない罪深さ
・広がり始めた流域の思想という希望
第4章 ●文化の変革しか文明転換の道はない
・遊びを処方箋に生産性の罠から逃れる
・現代人にとって必要な学びとは何か
・食と性は愛を人間文化の基調にした
・文化の変革は道具の進化から始まった
終章 ●人類の本質と文明の行方
ホモ・サピエンスは進化を間違えたか?
霊長類学者でゴリラ研究の第一人者である著者が、長年のフィールドワークでゴリラと向き合う中から紡ぎ出した文明論、人類論が凝縮された1冊になります。
世界中で大きな被害を出している異常気象。地球が悲鳴を上げているとしか考えられないが、その原因は現代人が作り出した文明や科学にある。そんな危機感を、ホモ・サピエンスと最も近いゴリラの生き様、ゴリラの目を通して分析。人類と自然の付き合い方、人類と文明、人類と戦争など、さまざまな切り口から、文明を変える力への期待、希望について語る。

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