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金継ぎおじさん

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フォーマット 書籍
発売日 2024年01月31日
国内/輸入 国内
出版社マガジンハウス
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784838732616
ページ数 176P
判型 A5

構成数 : 1枚

【収録エピソード一覧】
プロローグ
第1話 金継ぎおじさん、登場
第2話 接着
第3話 金継ぎおじさん、ととのう
第4話 呼び継ぎ
第5話 床ユカの兄の話
第6話 器の声
第7話 急須の金継ぎ
第8話 炭研ぎ
第9話 難しい例え
第10話 漉す
第11話 型
第12話 芙蓉手の皿
第13話 含浸(前編)
第14話 含浸(後編)
エピローグ

  1. 1.[書籍]

〈&Premium〉大人気web連載、私と誰かと器のプライベート・ストーリー。

割れや欠け、ヒビなど、陶磁器の破損部分を漆によって接着し、金などの金属粉で仕上げる日本の伝統的な修理技法「金継ぎ」。
金継ぎ師の繕井継男(つくろいつぎお)は娘のほつれと二人暮らし。
その腕は一級品と噂されるけど、仕事へのこだわりはヒトクセあるみたい。
そんな金継ぎおじさんのもとに、今日も器を持った誰かがやって来ます。

割れた皿、戻らない時間、悲しい顔。

「お直し、やりますよ。」

「金継ぎ部」を主催する漫画家・堀道広が描く、生活を繕い直して愛着を深めていく人々の姿。
笑えてほっこり。人と器・記憶と想いを繋ぐ、おおらか金継ぎ漫画。

【金継ぎおじさんのスタイル】
1.直したいものしか直さない。
2.伝統的な技法でしか直さない(それ以外知らないので)。
3.納期のある仕事は引き受けない(守れないので)。
4.器の接着がズレても諦める。
5.器の声、人の声を聞き、器にあった修理をする。
6.金継ぎに特別な価値をつけない。あくまで単なる修理法のひとつ。

作品の情報

メイン
著者: 堀道広

商品の紹介

割れ欠けヒビなど陶磁器の破損を修復する技法「金継」。主人公繕井(つくろい)はそれを生業とし妻の縫(ぬい)を亡くして4年、ひとり娘ほつれを育てている。割れたものをお金を払ってでも修復したいという客にとっては其々大切なものであり、故人や恋人との思い出が詰まっている。単に修復するだけでなく、この「器」が「心」のメタファーということに気づかされる。しかも修復によって元のものより魅力を向上させるこだわりを金継ぎおじさんは持っている。では我々の心のヒビを修復するものはなにか。ひとつは言葉だと思う。シュールな作風で知られるギャグ漫画家による豊富な知識を元にハウツー本としても優秀な目が潤む人情物語だ。
intoxicate (C)今村方哉
タワーレコード(vol.169(2024年4月20日発行号)掲載)

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