HM系プロデューサーとして活躍するFrank Bornemann(g/vo)を中心に'69年結成、現在まで長きにわたり活動を続けているジャーマン・ハードロック界を代表する名バンド、ドイツ:ACI Recordsより発表された'92年作がドイツ:MIG-Musicより'24年初のアナログ化!

打ち込みドラム/プログラミングを生かしたコマーシャルなニューウェーブ/アリーナ・ロック/AORへの傾倒を見せた前作『RA』の路線を保ちつつも、80年代YESも思わせるハイトーンのボーカルと作り込まれた編曲が印象的な他、70年代半ばからバンドを支えてきたKlaus-Peter Matziol(b)が2曲でゲスト参加するなど一部で従来のヘヴィ・プログレッシブ・ロックへの回帰も見られる、ディスコグラフィーの中でも過渡期にあたる一作。ヘヴィなギターと強固なビートの上で軽やかなフルートが舞うオープニングナンバー"Call Of The Wild"、AORサウンドとシンフォニック・ロックをミックスさせた"Destination"Fire And Ice"など前作以上に多彩な曲想を聞かせており、以降の作品にも繋がるドラマチックなハード・シンフォニック・ロックスタイルが徐々に形成されつつあるバンドの姿を克明に捉えたアルバムとなっております!

発売・販売元 提供資料 （2024/02/08）