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工作・謀略の国際政治 - 世界の情報機関とインテリジェンス戦 -

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フォーマット 書籍
発売日 2024年02月20日
国内/輸入 国内
出版社ワニブックス
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784847074035
ページ数 368
判型 46

構成数 : 1枚

第1章 ハマス軍事部門vsイスラエル情報機関 ~インテリジェンス戦争としてのガザ紛争
イスラエル国防軍(IDF)の苛烈な反撃/病院攻撃はインテリジェンスの不備か
イスラエルはなぜ奇襲を予測できなかったか/カッサム旅団の武器ルート
イラン謀略工作機関の正体/イスラエルが追うハマス側の5人のキーマン

第2章 知られざる情報戦~ウクライナ戦争の深層
ウクライナを支えたアメリカ情報機関/失敗だったロシア軍のハイブリッド戦
悪意の宣伝工作の中での情報の読み方/ロシア軍参謀本部情報総局と傭兵部隊「ワグネル」
プーチンの企業舎弟だったプリゴジン/情報機関が主導したプリゴジンの乱の後処理

第3章 習近平の恐怖の監視システム
公安部、軍、国家安全部、武装警察の役割/国民監視機関「公安部」の全貌/流出した内部文書でわかったウイグル人弾圧の手法/顔認証と健康データも監視の手段/習近平が進めてきた情報機関の大改造/日本を狙うサイバー部隊の所在

第4章 北朝鮮の暗殺組織
北朝鮮工作機関の特徴/2大工作機関「偵察総局」「国家保衛省」
偵察総局のサイバー部隊/秘密警察「国家保衛省」の全貌
次々に粛清された秘密警察の指揮官たち/恐怖の粛清・支配システム

第5章 問題だらけの「日本の情報機関」
『VIVANT』で注目。自衛隊秘密部隊「別班」は実在するのか?
「日米合同の非公然情報部隊」が行っていたこと/金大中事件と別班の関わり/最も情報機関に近い「国際テロ情報収集ユニット」/日本の情報機構強化に私案
喫緊の課題は「サイバー戦」強化

第6章 暗躍する世界の情報・公安機関
I サウジアラビア、トルコ、米国の情報機関はどう動いたか~カショギ記者殺害の顛末からみえる情報戦の深層
II ベネズエラ独裁政権を支える2大勢力~キューバ情報機関と軍内部の麻薬ネットワークの存在感
III 暴かれたロシア2大機関の暗殺特別班と「毒殺チーム」
IV 中国、ロシア、イランが米国批判の情報戦で連携プレー~敵の敵は味方、ネット上で米国批判を互いに拡散
V インドvsパキスタンの過激な情報機関
VI ドイツ特殊部隊の闇 「クーデター」未遂の深層~陰謀論とロシア工作と極右思想の親和性
VII 日本赤軍とシリア秘密警察

  1. 1.[書籍]

ガザ紛争、宇露戦争、中国、北朝鮮の動向、読み解く鍵は情報戦である!
国際政治における各国のインテリジェンス組織の裏面を詳細に解読する!

●別班ブームと日本の実情、ガザ紛争、ウクライナ戦争、中国の監視システム
北朝鮮の暗殺組織 インドvsパキスタンの過激な情報機関、キューバ情報機関
ドイツ特殊部隊の闇、日本赤軍とシリア秘密警察

世界の混迷のカギを解き明かすのは、やっぱり諜報!

世界各地で緊張が高まるこのような状態は今後も長く続くが、そんな時代を生き抜くには、軍事的な防衛力と同じくらいに必要なものがある。情報戦を勝ち抜く力だ。実際、ウクライナでの攻防でもガザ紛争でも、探り合いの攻防で敵対する相手を出し抜くとともに、相手陣営の内部を心理的に揺さぶり、さらに国際的な世論までも味方につける高度な"情報戦"が行われている。そして、その情報戦を担っているのが、米国のCIA(中央情報局)やNSA(国家安全保障局)、ロシアのFSB(連邦保安庁)やGRU(参謀本部情報総局)、あるいはウクライナのGUR(国防省情報総局)やイランの「イスラム革命防衛隊コッズ部隊」、イスラエルの「モサド」や「シンベト」、中国の「公安部」や「連合参謀部情報局」、北朝鮮の「国家保衛省」や「偵察総局」といった各国のインテリジェンス組織だ。
ここで言うインテリジェンス組織とは、国の安全保障のために情報を収集・分析する情報機関のことで、彼らは諜報機関でありながら、同時に相手陣営を惑わしたり誘導したりする秘密工作機関でもある。自国民を監視・弾圧する独裁国家では、しばしば恐怖の「秘密警察」の顔も持つ。
こうした組織の活動は非公開が原則なので、あまり日々のニュースでは報じられないが、現代の国際政治では非常に重要な役割を担っている。こうしたインテリジェンス組織の仕組みとウラの活動に目を向け、国際報道で漏れ伝わる関連情報を繋ぎ合わせることで、現代国際政治の深層の一端に迫ってみたいというのが、本書をとりまとめた目的だ。
情報戦という言葉自体はよく聞くが、現実の国際紛争で実際のところ、それはどうなっているのか。具体的な紛争の局面での動きを追ってみようと思う。
(はじめにより)

作品の情報

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著者: 黒井文太郎

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