ジェイコブ・コリアーが2018年からスタートさせた「ジェシー・プロジェクト」四部作のフィナーレを飾る新アルバム。
過去の三作で探求された音楽的な要素も反映させつつ、人間の感情を表現するという部分にコンセプトが置かれているとのこと。今や彼の代名詞となった、コンサートでのオーディエンス・クワイアのような人間の声の力を祝福するような内容となっているようだ。世界各国のアーティストや音楽を網羅した、まさにプロジェクトの集大成となるような大注目の一枚と言える。アートワークは、複雑且つ幻想的なガラス彫刻やコラージュ作品で知られるブルックリンのアーティスト、ダスティン・イェリンが担当している。
参加ゲストは既に発表されているショーン・メンデス、ストームジー、カーク・フランクリン、マイケル・マクドナルド、ローレンス、ブランディ・カーライル、ジョン・メイヤー、リジー・マカルパインに加え、クリス・マーティン、エスパ、ジョン・レジェンド、カミーロ、マディソン・カニンガム、クリス・シーリー、トリー・ケリー、D・スモーク、アヌーシュカ・シャンカール、スティーヴ・ヴァイらなど超豪華!
ジェイコブ・コリアーは本作について次のように語っている。「5年前、自分ひとりで始めた音楽の旅をきっかけに、4作にも及ぶコラボレーション・アルバムという大きな夢を持って、僕は音楽と人生について最も偉大なヒーローだちから学ぶという壮大な冒険に旅立ったんだ。そして今回の『ジェシー Vol. 4』は、あらゆる意味で僕が30年かけて作り上げたアルバムと言える」
「この作品は僕にとって、世界各地のミュージシャンと作り上げた、人間への祝福のようなものなんだ。この実験の集大成として、10万人のオーディエンス・クワイアのようにこのアルバムの核心を成すサウンドを見つけることが出来たと思う。僕の声はまわりの人々の声と同じだし、みんながこの音楽というタペストリーの一部だということ。そして何よりも、このアルバムを作ることで、人生は魔法に満ちているということを思い出すことが出来たんだ」
日本ではタワー限定となるオレンジ・カラード・ヴァイナル2LP限定盤。
発売・販売元 提供資料(2024/01/24)
2018年からスタートした〈Djesse〉プロジェクトの最終作は〈人間の感情を表現する〉がコンセプト。クワイアの如く人の声を重ね、そのエモーションを引き出す見事な手際は、ジョン・レジェンドとトリー・ケリーを迎えた荘厳な"Bridge Over Troubled Water"がその最たるものだろう。凄まじい音楽的才能を開陳した4部作の締め括りに相応しい、声の力が漲る一作。
bounce (C)池谷瑛子
タワーレコード(vol.483(2024年2月25日発行号)掲載)