1973年にアンディ・パートリッジ、コリン・モールディング、テリー・チェンバース、そしてバリー・アンドリューズの4人によって結成されたXTCは1977年にヴァージン・レコードと契約、当時のニュー・ウェーヴ・ムーヴメントの中では独特のポップさで異彩を放ち人気を獲得する。1979年にはバリー・アンドリューズの脱退に伴い、デイヴ・グレゴリーが加入する。1982年にテリー・チェンバースが脱退、以後3人で活動するが、現在はアンディ・パートリッジのみで実質活動休止状態である。 そんなXTCの異なるサウンド・スタイルの貴重なライヴ・アーカイヴが遂にCDリリース!
アルバム・リリース毎に着実に成功を収めていくXTCが1982年2月にリリースしたアルバム『English Settlement』は全英アルバム・チャートNo.5にランク・イン、アメリカでも前作同様のセールスを記録する。しかしながらハードなスケジュールのツアーに疲れたバンドはこのニュー・アルバムのリリースに伴うツアーを途中でキャンセルし、結果的にアメリカ&ヨーロッパで11回のみのプロモーションの為のコンサートを行った(以後、コンサートを一切行っていない... )。この限定されたツアーの中で、同年3月7日のベルギーでのコンサートはアルバム・プロモーションの為に地元のラジオ局のスペシャル番組用として収録・放送される。本作はこの放送時の音源によるライヴ・アルバムであり、当日のセット・リストは当時の新作『English Settlement』の収録楽曲を中心に収録されている。
XTCサウンドを確立したとされる楽曲をアルバムに忠実に再現しており、XTCの音楽性の高さは勿論、ライヴ・バンドとしての凄さも知らしめるパフォーマンスを繰り広げる。それだけにバンドとしての最後となるツアーの模様を捉えたこのライヴ・アルバムはファン待望のリリースだ!
輸入盤国内仕様<日本語帯、英文ブックレット対訳付>
アンディ・パートリッジ(vo, g)
コリン・モールディング(vo, b)
テリー・チェンバーズ(ds)
デイヴ・グレゴリー(g)
発売・販売元 提供資料(2024/01/24)